浅野和之は代役オファーから三谷作品の常連に!大河も代役だった!

浅野和之は代役オファーから三谷作品の常連に!大河も代役だった!

浅野和之 代役 三谷作品 俳優(男性)

名脇役としておなじみの浅野和之(あさのかずゆき)さんは、
三谷幸喜さんからの代役オファーで三谷作品の常連になり、
「鎌倉殿の13人」の出演も実は代役でした。

今回は浅野和之さんの現在の魅力について、代役オファーのいきさつや
浅野さんが出演した三谷作品と合わせてお伝えしたいと思います。

最後までお読みいただけるとうれしいです。



浅野和之への代役オファーは名前が「あ行」だったから?

浅野和之さんは三谷幸喜作品に多く出演していますが、そのきっかけとなったのが、
2002年の舞台で三谷さんから代役オファーを受けたことでした。

2002年、三谷幸喜作品の舞台『You Are The Top 今宵の君』で主演に決まっていた鹿賀丈史が病気で降板、初日3日前のことでした。困った三谷幸喜がタレント名鑑で”あ行”から順番に連絡をしたそうです。 ちょうどスケジュールの空いてた浅野和之は大抜擢!と大喜びしそうですが、さすがに3日はきつくて1週間に延ばしてもらったそうです。それで踊りを完璧にして、台詞も覚えて代役もこなしたのだから、浅野和之という役者は物凄い役者ですね! 三谷幸喜も舞台終了後、「一生ついて行きます」と浅野和之に伝えたそうです。浅野和之も「役者人生の転機」というように、二人にとってとても大きな作品となりました。

まさかの「タレント名鑑の”あ行”」で白羽の矢が立った浅野さんも
相当驚いたのではないでしょうか?

「あさの」さん、確かに「あ行」のはじめあたりにありますね。
そんな軽い感じで?代役を決めるなんて、三谷さんも相当ユニークな方です!

それでも1週間の準備期間で舞台本番を演じ切った浅野和之さんは
まさにプロフェッショナルと言えますね。

でもやはり「1週間」では浅野さんもご苦労が多かったことでしょうね。

「一生ついて行きます」と言った三谷幸喜さんの言葉に
浅野さんへの絶大な信頼がうかがえます。

浅野さんは、その後 三谷作品の常連と言われるほどになります。
続けてお伝えします。



浅野和之は三谷幸喜の作品の常連に!

浅野和之さんは、代役を演じた2002年の舞台『You Are The Top 今宵の君』を始めとして、
以下の三谷幸喜さんの作品に出演しています。

【舞台】
『12人の優しい日本人』(2005年) 陪審員1号の役
※第40回紀伊國屋演劇賞個人賞・第13回読売演劇大賞最優秀賞を受賞
『大地』(Social Distancing Version) (2020年)プルーハ役

浅野和之さんは、舞台『大地』で特技のパントマイムを披露したそうです。

【映画】
『THE 有頂天ホテル』(2006年)  国会議員の秘書役
『ザ・マジックアワー』(2008年) 医師役
『ステキな金縛り』(2011年) 旅館「しかばね荘」の主人役
『清州会議』(2013年) 明智光秀役
『ギャラクシー街道』(2015年) 道化師(謎の男)役

浅野さんは、これまでの三谷幸喜さんの映画8本のうち5本に出演しています。

8本すべての映画に出演している梶原善さん、ほぼ全作品に出演している近藤芳正さんや
戸田恵子さんに次いで、浅野さんはかなりの常連と言えますね。

常連と言われる俳優さんたちは、きっと三谷さんとは阿吽の呼吸なのでしょう。
浅野さんが次はどんな三谷作品に出演されるのか楽しみです。

続いて、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演した浅野さんの役どころをお伝えします
浅野さんはこの大河ドラマでも「代役」での出演となりました。



浅野和之は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」出演も代役だった!

浅野和之さんは、三谷幸喜さんの演出のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、
新垣結衣さん演じる八重の父親・伊東祐親役で出演しました。

当初この伊東祐親役は辻萬長さんが演じる予定でしたが辻さんが病気のために降板。
そこで再び代役として浅野さんに白羽の矢が立ちました。

この代役について浅野さんは、

お話をいただいたときに三谷さんからメールが来て、「老いても矍鑠かくしゃくとした老武士。眼光鋭く。自分の中にある人格者の要素を総動員させてください。大事なのは威厳です」と書かれていました。すべて僕の中にはないものなので、総動員させたいけど、させようがなくて(笑)。そういう意味では今まで演じたことのないような役なので、台本を読んでイメージを膨らませ、「三谷さんからの言葉をとにかく体現しなくては!」と思いながら演じています。

と、NHKのインタビューに答えています。

伊東祐親は自分の娘と源頼朝との間にできた子供(祐親にとっては孫)を家来に殺させる、
そんな非情なこともできる武将です。

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」には見どころも多くありましたが、
浅野さん演じる伊東祐親が最後まで誇り高く「威厳」を保っていた姿も印象的でした。

次に浅野さんのプロフィールをご紹介します。



浅野和之のwikiプロフィールは?

浅野和之さんのwikiプロフィールは次のように公表されています。

名前:浅野和之(あさの かずゆき)
本名:加藤斎孝(かとう なりたか)
生年月日:1954年2月2日
年齢:69歳
出身地:東京都
血液型:A型
身長:175センチ

浅野さんは小さい時から人前に出ることが好きだったそうです。

「自分なりにお調子者道を究めていったら俳優の道にたどり着いていた」

クールなイメージのある浅野さんと「お調子者」という言葉はあまり結びつきませんが、
それが役者という職業に結びつくのですから、もともと才能があったのですね!

浅野和之さんは1980年第後半から俳優活動を始めましたが、派手さはないものの
ドラマや映画等で幅広い役柄を演じていて、名脇役と言われています。

浅野さんのように、渋くて魅力的な脇役俳優さんについてはこちらでご紹介しています。

俳優脇役で名前がわからないおじさんおすすめ11人紹介します!
脇役と呼ばれる俳優さんの中には、主役よりも印象に残ったり存在感を示す方たちがたくさんいます。今回は「名前がわからない」「なんとなくうろ覚え」といったおじさん世代の名脇役俳優11人を独自目線で選び、魅力をお伝えしたいと思います。

浅野さんはメガネも似合っていて印象的ですが、浅野さんのようにメガネが印象的な
おじさん世代の脇役俳優さんについては、こちらもどうぞ。

脇役俳優でメガネが似合うおじさんおすすめ10人ご紹介します!
「メガネは顔の一部」というCMがずいぶん前にありましたが、俳優さんの中にはメガネが顔や演技の一部として、とても強く印象に残る方たちがいます。今回は、最近活躍している、メガネの似合うおじさん世代の脇役俳優さん10人の魅力をお伝えします。

浅野さんは『スーパー歌舞伎Ⅱ』シリーズにも出演していて
「斎高屋」の屋号も持っています。

浅野さんの、今後のジャンルを超えてのご活躍も楽しみですね。

 

今回は浅野和之さんについてご紹介しました。

浅野さんの魅力は、いろんな職業・タイプの役柄を、素の浅野さんであるかのように
ナチュラルに演じてしまう演技力ではないでしょうか。

これからも多くの作品で浅野さんに会えるのを楽しみに、
応援させていただきたいと思います。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。



コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました