志ぃさー(藤木勇人)の経歴は?ちむどんどんで金城順次役!沖縄ことば指導も!

俳優(男性)

朝ドラ「ちむどんどん」に金城順次役で出演して話題になった藤木勇人(ふじき はやと)さん。
噺家の志ぃさー(しぃさー)としても知られ、役者、コメディアン、随筆家、沖縄方言指導者、
琉球文化研究者としても幅広く活動しています。

今回は、そんな志ぃさーさんの経歴やプロフィール、「ちむどんどん」での役どころなどを
お伝えします。最後までお読みいただけるとうれしいです。



志ぃさー(藤木勇人)の経歴やプロフィールは?

志ぃさーのプロフィールは?

志ぃさー(藤木勇人)さんのプロフィールはこちらになります。

生年月日  1961年1月9日
年齢    62歳
出身    沖縄県コザ(現・沖縄市)
血液型   A型

志ぃさーさんの両親は奄美大島(鹿児島県)の出身で、コザで米兵相手の商売をしていました。
志ぃさーさんは兄1人、姉妹2人の4人兄弟ですが、4人ともコザ生まれで中学、高校は
九州の学校に通ったといいます。

沖縄で子供時代を過ごし、沖縄を拠点に活動する志ぃさーさんにとって、
2022年は沖縄の本土復帰50周年ということで、特別な年であったことでしょうね。

志ぃさーの経歴は? 元郵便局員だった!

志ぃさーさんは、高校生のときB型肝炎ウイルスを発症して長期入院。
高校を卒業したのは20歳のときで、その後看護学校に入学しました。

しかし志ぃさーさんは夏休みに看護学校を辞め、その後はアルバイトで暮らします。

当時の先輩が郵便局員試験に合格した話を聞き、志ぃさーさんも試験を受けて合格。
那覇東郵便局に採用されましたが、最初の仕事は保険外務員でノルマとの戦いだったそうです。

志ぃさーさんは郵便局員の仕事のかたわら、縁あって劇団の仕事を手伝うようになります。
その後の志ぃさーさんの経歴をまとめると次のようになります。

1985年  劇団「笑築過激団」入団
1986年  「りんけんバンド」加入
1991年  「笑築過激団」退団後、「りんけんバンド」専属となる。
1993年  「りんけんバンド」から独立
1993年  落語家 立川志の輔師匠に師事
2008年  東京事務所開設
2010年  立川志の輔の番外編弟子として正式に認められる
2013年  立川志ぃさーに改名 (現在は立川を返上し高座名志ぃさーで活動中)

「りんけんバンド」の東京進出後、志ぃさーさんは4年半務めた郵便局員を辞めました。
すでに結婚して子供もいた志ぃさーさんにとっては大きな決断だったと思います。

志ぃさーさんは、その「りんけんバンド」も辞めることになるのですが、

辞める時は大喧嘩でしたよ。林賢さんから認めてもらうまで10年はかかったんじゃないかな。

でも自分はミュージシャンではなくて芝居人として生きていきたいと貫き通しました。

最初に一人芝居のステージに立ったのが当時那覇にあった伝説的な小劇場「沖縄ジァンジァン」。自分でも驚くぐらい新聞に大きく取り上げてもらいました。
(https://tk-oki.com より)

と語っています。

志ぃさーさんは「沖縄ジァンジァン」で一人芝居をしていたときに
当時二ツ目だった立川志の輔師匠と出会い、それが志ぃさーさんの人生を大きく変えることに!

のちに志ぃさーさんは立川志の輔師匠に番外編弟子として認められ、
現在は高座名「志ぃさー」としても活動しています。

志ぃさーさんの経歴には、郵便局員として働いたり、りんけんバンドで活動したり…
といろいろなドラマがありますが、やはり ”芝居人として生きていきたい”  という強い思いが、
今の志ぃさーさんにつながってきたと言えそうです。

そんな志ぃさーさんは沖縄がテーマの朝ドラ「ちむどんどん」に出演しました。
このドラマでの志ぃさーさんの役どころについて、続けてお伝えします。



志ぃさーは「ちむどんどん」に出演! 金城順次役!

志ぃさーさんは朝ドラ 「ちむどんどん」の東京・鶴見編に出演しました。
このドラマで、志ぃさーさんは沖縄ことばの指導もされています。
志ぃさーさんが演じたのは、横浜鶴見の沖縄居酒屋「あまゆ」の主人で、
ヒロイン暢子の下宿の大家・金城順次(かねしろ じゅんじ)です。

順次は沖縄居酒屋の主人なのに ”味音痴” という設定で、居酒屋の主人としてどうなの?
という感もありましたが、にくめない人柄で周囲の人をあたたかく包んでいました。

志ぃさーさんは「ちむどんどん」の金城順次役について

「今回は『あまゆ』という沖縄食堂兼飲み屋の店主。『あまゆ』(あま世。甘い世のことで、沖縄方言で、苦しいことの無い世界のこと)は苦労の末つかむ幸せという感じなので、訪れるお客たちと苦楽を共にしながら娘と一緒になって、日々鶴見の中の沖縄で沖縄出身者に憩いの場所を提供する店としての役目を果たせればと思っております」(https://www.oricon.co.jp より)

と語っています。居酒屋「あまゆ」は気持ちが優しくなれる場所でしたね!

志ぃさーさんが演じた順次の娘・トミ役のしるささんについては、こちらをどうぞ。

しるさの年齢本名wikiや家族は?朝ドラや舞台に出演!
朝ドラ「ちむどんどん」への出演で注目されている しるささんは在日韓国人で東京下町生まれ。韓国と日本の二つの文化の中で育ち、女優になる夢をかなえました。そんなしるささんの魅力を、年齢・本名wikiやご家族の話題などを通してお伝えします。
続いて、志ぃさーさんの出演作品をご紹介します。



志ぃさーの出演作品は?

志ぃさーさんの主な出演作品は以下の通りです。

【映画】
1992年  「パイナップルツアーズ」
1994年  「パイパティローマ」
1999年  「MABUI」
2001年  「釣りバカ日誌イレブン」
2002年  「おぎゃあ。」
2005年  「母のいる場所」
2009年  「KIZUKI」
2010年  「ニライの丘」
2013年  「利休にたずねよ」
2017年  「私はヒーローそれともヴィラン?よみがえれ勝連城!」

 

【テレビドラマ】
2001年  連続テレビ小説「ちゅらさん」(NHK)(沖縄ことば指導も兼務)
2002年  「犬笛」(テレビ東京)
2004年  「浅見光彦シリーズ19 ユタが愛した探偵」(フジテレビ)
2009年  「本日も晴れ。異状なし」(TBS)
2011年  「テンペスト」(NHK BSプレミアム)
2012年  連続テレビ小説「純と愛」(NHK)
2012年  「つるかめ助産院〜南の島から〜」(NHK)
2017年  「100の資格を持つ女〜ふたりのバツイチ殺人捜査〜12」(テレビ朝日)
2020年  「コタキ兄弟と四苦八苦」(テレビ東京)
2022年  連続テレビ小説「ちむどんどん」(NHK)(沖縄ことば指導も兼務)

 

テレビドラマや映画で、志ぃさーさんは「沖縄出身の人物」や
「沖縄にゆかりがある人物」の役が目立ちます。
やはり志ぃさーさん=沖縄のイメージが強いのは、志ぃさーさんが沖縄を意識しながら
どの役も丁寧に演じてこられたからなのでしょうね。
志ぃさーさんは沖縄ラジオのパーソナリティを務めていたことがあります。続けてお伝えします。



志ぃさーはラジオ番組のパーソナリティーだった!

志ぃさーさんは、ラジオ番組の「ハイサイ!藤木勇人のヤマトde沖縄タイム」の
パーソナリティーを務めていました。
「ハイサイ!藤木勇人のヤマトde沖縄タイム」は
2010年10月から放送は570回を数え、本土で活躍する沖縄人や沖縄に思いを寄せる本土の人など、述べ2千人以上を紹介してきた。
(https://ryukyushimpo.jp より)
とのことですが、2021年9月20日 で終了となりました。
(画像引用元 https://ryukyushimpo.jp)
志ぃさーさんにとって570回を超える放送を続けるのはご苦労が多かったことでしょうが、
番組は多くの沖縄ゆかりの人たちの心のよりどころになっていたと思います。
やはり故郷の言葉や地名を耳にするとホッとしますものね!

 

今回は噺家・俳優で、その他にも多方面で活動されている志ぃさー(藤木勇人)さんについて
お伝えしました。

志ぃさーさんのまわりにはいつも沖縄のゆったりした空気が流れているような
そんなイメージがあります。

これからも志ぃさーさんのご活躍を楽しみに、応援させていただきたいと思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。



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