朝ドラ「ちゅらさん」や「ちむどんどん」への出演で
話題になった藤木勇人(ふじき はやと)さん。
藤木さんは、噺家の志ぃさー(しぃさー)としても知られ、役者のほかに、
随筆家、沖縄方言指導者、琉球文化研究者としても幅広く活動しています。
今回は、そんな志ぃさーさんの結婚や経歴やプロフィールなどをお伝えします。
最後までお読みいただけるとうれしいです。
藤木勇人(志ぃさー)は結婚してる?
藤木勇人さんは、沖縄で生まれ育ち、
沖縄県出身の「りんけんバンド」のメンバーだった時期があります。
その「りんけんバンド」が東京に進出したときに
藤木さんはすでに結婚して子供もいました。
現在の藤木さんの奥さんや子供さんの情報はありませんが
子供さんが独立されて、奥さんと2人で暮らしていらっしゃるかもしれませんね。
続いて、藤木さんのプロフィールをご紹介します。
藤木勇人のプロフィールは?
藤木勇人さんのプロフィールはこちらになります。
年齢 63歳
出身 沖縄県コザ(現・沖縄市)
血液型 A型
藤木さんの両親は奄美大島(鹿児島県)の出身で、
コザで米兵相手の商売をしていました。
藤木さんは兄1人、姉妹2人の4人兄弟で、
4人ともコザ生まれで中学、高校は九州の学校に通いました。
現在63歳の藤木さん。
明るいキャラクターのもち主のようにお見受けしますが
経歴をみると、いろいろご苦労があったようです。
続けて、藤木さんの経歴をご紹介します。
藤木勇人の経歴は?
藤木勇人は元郵便局員!
藤木勇人さんは、高校生のときB型肝炎ウイルスを発症して長期入院。
そのため藤木さんが高校を卒業したのは20歳のときで、
高校卒業後に看護学校に入学しました。
でも看護学校で男性は藤木さんを含めて2人だけ。
やりにくかったでしょうし、藤木さん本人も辛かったといいます。
結局、藤木さんは入学した年の夏休みに看護学校を辞め、
その後はアルバイトをしてくらします。
そして、当時の先輩が郵便局員試験に合格した話を聞いた藤木さんも
試験を受けて合格し郵便局員に!
ただ、藤木さんの最初の仕事は保険外務員でノルマとの戦いで
なかなか大変だったようです。
保険外交員の仕事はかなりの営業力が必要ですので
藤木さんのトークのスキルはそのころ磨かれたのかもしれませんね。
そんな藤木さんは郵便局員の仕事のかたわら、
縁あって劇団の仕事を手伝うようになります。
藤木勇人は「りんけんバンド」のメンバーに!
郵便局の仕事をしながら劇団の仕事を手伝っていた藤木勇人さん。
その後の藤木さんの経歴をまとめると次のようになります。
1986年 「りんけんバンド」加入
1991年 「笑築過激団」退団後、「りんけんバンド」専属となる。
1993年 「りんけんバンド」から独立
1993年 落語家 立川志の輔師匠に師事
2008年 東京事務所開設
2010年 立川志の輔の番外編弟子として正式に認められる
2013年 立川志ぃさーに改名 (現在は立川を返上し高座名志ぃさーで活動中)
「りんけんバンド」の東京進出後、
藤木さんは4年半務めた郵便局員を辞めました。
志ぃさーさんは、その「りんけんバンド」も辞めることになるのですが、
辞める時は大喧嘩でしたよ。林賢さんから認めてもらうまで10年はかかったんじゃないかな。
でも自分はミュージシャンではなくて芝居人として生きていきたいと貫き通しました。
最初に一人芝居のステージに立ったのが当時那覇にあった伝説的な小劇場「沖縄ジァンジァン」。自分でも驚くぐらい新聞に大きく取り上げてもらいました。
(https://tk-oki.com より)
と語っています。藤木さんは芝居人として行きたかったんですね!
そして、「沖縄ジァンジァン」で一人芝居をしていた藤木さんに
ある出会いがありました。
藤木勇人は噺家に!
藤木勇人さんが「りんけんバンド」をやめ
「沖縄ジァンジァン」で一人芝居をしていたときに
当時二ツ目だった立川志の輔師匠と出会いました。
そのことが、藤木さんの人生を大きく変えることになります。
藤木さんは立川志の輔師匠に番外編弟子として認められ、
現在は高座名「志ぃさー」としても活動しています。
志ぃさーさんの経歴には、郵便局員として働いたり、
りんけんバンドで活動したり、噺家になったり、といろいろなドラマがありますね。
でも、やはり ”芝居人として生きていきたい” という強い思いが、
今の藤木さんにつながってきたと言えそうです。
そんな藤木さんは沖縄がテーマの朝ドラ「ちゅらさん」(2001年) と
「ちむどんどん」(2022年) に出演しました。
続けてお伝えします。
藤木勇人は「ちゅらさん」と「ちむどんどん」に出演!
藤木勇人さんは、朝ドラ 「ちゅらさん」と「ちむどんどん」に出演し
それぞれで、沖縄料理店の店主を演じています。
「ちむどんどん」の藤木勇人さん、「ちゅらさん」を思い出す🌺
すごく懐かしい😳☺️🌺#ちむどんどん #ちゅらさん pic.twitter.com/v8Ma3pGgFG— ひよこ🐥 (@sy_kr_hyoko) March 9, 2022
「ちゅらさん」の “ゆがふ” と「ちむどんどん」の ”あまゆ” の両方で
沖縄居酒屋の店主役がとてもよくお似合いだった藤木さん。
どちらのお店もゆったりした時が流れていて、気持ちが優しくなれる場所でした。
きっと藤木さんのお人柄も、お店の雰囲気づくりに一役かっていたのかも?
この2つの朝ドラで、藤木さんは沖縄ことばの指導もされていますので
沖縄ことばの良さも全国に広まったことでしょう。
続いて、そんな志ぃさーさんの出演作品をご紹介します。
藤井勇人の出演作品は?
志ぃさーさんの主な出演作品は以下の通りです。
1992年 「パイナップルツアーズ」
1994年 「パイパティローマ」
1999年 「MABUI」
2001年 「釣りバカ日誌イレブン」
2002年 「おぎゃあ。」
2005年 「母のいる場所」
2009年 「KIZUKI」
2010年 「ニライの丘」
2013年 「利休にたずねよ」
2017年 「私はヒーローそれともヴィラン?よみがえれ勝連城!」
2024年 「風が通り抜ける道」
2001年 連続テレビ小説「ちゅらさん」(NHK)(沖縄ことば指導も兼務)
2002年 「犬笛」(テレビ東京)
2004年 「浅見光彦シリーズ19 ユタが愛した探偵」(フジテレビ)
2009年 「本日も晴れ。異状なし」(TBS)
2011年 「テンペスト」(NHK BSプレミアム)
2012年 連続テレビ小説「純と愛」(NHK)
2012年 「つるかめ助産院〜南の島から〜」(NHK)
2017年 「100の資格を持つ女〜ふたりのバツイチ殺人捜査〜12」(テレビ朝日)
2020年 「コタキ兄弟と四苦八苦」(テレビ東京)
2022年 連続テレビ小説「ちむどんどん」(NHK)(沖縄ことば指導も兼務)
テレビドラマや映画で、藤木さんは「沖縄出身の人物」や
「沖縄にゆかりがある人物」の役が目立ちます。
やはり藤木さん=沖縄のイメージが強いのは、藤木さんが沖縄を意識しながら
どの役も丁寧に演じてこられたからなのでしょう。
また、藤木さんは沖縄ラジオ「ハイサイ!藤木勇人のヤマトde沖縄タイム」の
パーソナリティをつとめていたことがあります。
(画像引用元 https://ryukyushimpo.jp)
この「ハイサイ!藤木勇人のヤマトde沖縄タイム」は
2010年10月から2021年9月まで続いた長寿番組。
きっと藤木さんの声は、多くの沖縄ゆかりの人たちの
心のよりどころになっていたにちがいありませんね。
藤木さんには、これからも役者、噺家、沖縄ことば指導者として
沖縄の魅力を発信しつづけていただきたいものです。
今回は、藤木勇人さんについてお伝えしました。
藤木さんのまわりには、いつも沖縄のゆったりした空気が流れているような
そんなイメージがあります。
これからも藤木さんのご活躍を楽しみに、応援させていただきたいと思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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