大河ドラマ『光る君へ』でのお公家さん姿もキマっていた佐々木蔵之介さん。
京都の老舗の造り酒屋「佐々木酒造」の息子という、意外な横顔もあります。
今回は佐々木蔵之介さんのご兄弟やご実家にまつわる話題とともに
佐々木さんについて深堀りしてお伝えしたいと思います。
最後までお読みいただけるとうれしいです。
佐々木蔵之介の兄は建築家?
佐々木蔵之介さんは3人兄弟で、1歳上の兄と2歳下の弟にはさまれた次男として育ちました。
蔵之介さんの兄については、一般の方ということで名前などの情報はありませんが
京都の洛西高校から東京大学に進学されていますので、とても優秀なかたのようです。
そんな蔵之介さんのお兄さんは大学で建築を学び、卒業後は総合研究所 (シンクタンク) に就職。
現在は経営コンサルタントをされています。
ということで、蔵之介さんのお兄さんは建築家ではないようですが、
「建築物が好き」とか「空間デザインに興味がある」などクリエイティブな方なのでしょう。
のちにくわしくお伝えしますが、蔵之介さんのご実家は京都の老舗の造り酒屋です。
(画像引用元:https://www.jurakudai.com)
3人の息子さんがいる場合、なんとなく長男があとを継ぐパターンが多そうですが
蔵之介さんのお兄さんは家業を継いではいません。
そこには何か理由があったのでしょうか?
続けてお伝えします。
佐々木蔵之介の兄は実家を継がなかった!
佐々木蔵之介さんの実家は京都の老舗の造り酒屋ですが、蔵之介さんの兄は
飲んで無くなってしまうものを造るのはいやだ(https://www.jurakudai.com より)
と、酒屋を継ぐことはありませんでした。
たしかにお酒は飲んでしまえば、あとに何も残りませんものね。
一方、建築物はかなりの長い年月、形が残りますので
建築を学んだ蔵之介さんのお兄さんの言い分にも一理あります。
実際、蔵之介さんの父親も、長男さんについては商売人より学者向き、
と思われていたそうで「跡取り」という期待はされていなかったようです。
そこで、次男である蔵之介さんが実家を継ぐ流れになったようで
ご本人もそのつもりだったともいいます。
実家を継ぐつもりだった蔵之介さんは、その後どうしたのでしょうか。
続けてお伝えします。
佐々木蔵之介は実家の酒屋を継ぐつもりだった?
佐々木蔵之介さんは、兄が実家の酒屋を継ぐ可能性がなくなったことで、
神戸大学の農学部に進学し、バイオテクノロジーや酒米の研究をしました。
蔵之介さんは、お父さんから「跡取り」についてとくに言われたことはありませんでしたが
大学進学時にはお父さんも喜んでいて、家業を継ごうという気持ちも強くなったとか。
蔵之介さんのお父さんにしてみれば、蔵之介さんが酒屋を継いで
ご自身の思いも受けつがれていくというのは、さぞかし嬉しかったのではと思えます。
そして、蔵之介さんは「山田錦などの酒米の起源」をテーマに卒論を書き
大学卒業後は大阪の広告代理店に勤務して、実家を継ぐための準備をすることに。
意外なことに、話すことがあまり得意でなかったという蔵之介さんは
それを克服すべく大学時代に劇団に入っていました。
やはり商売をしていく上で、コミュニケーションをきちんととれることは大事ですから
劇団に入ったのも、蔵之介さんの商売人としての将来を見すえた決断といえます。
しかし、蔵之介さんは就職してからも勤務地が近かったことで、劇団にそのまま残り
東京の劇団の公演にさそわれたのを機に、俳優の活動を続けることにしました。
つまり、ここで蔵之介さんの「跡取り」の話はなくなってしまったのです。
蔵之介さんは突如、俳優になるために家を出ていってしまい
お父さんから勘当されるという事態になりました。
「勘当」なんて、穏やかではありませんね!
お父さんにしてみれば、期待が大きかった分、その何倍もガッカリされたのでしょう。
幸いなことに、蔵之介さんとお父さんは、朝ドラ『オードリー』(2000年) に
蔵之介さんが出演したころから関係も修復できたとのこと。
ちなみに「蔵之介」さんという芸名は、実家の職業と大石内蔵介をかけて
お父さんが決めたといいます。
蔵之介さんのお父さんは2016年に他界されてしまいましたが
今後も実家やお父さんへの思いを胸に、蔵之介さんは俳優の道を究めていかれることでしょうね。
続いて、蔵之介さんの実家の佐々木酒造についてお伝えします。
佐々木蔵之介の実家は造り酒屋!
佐々木蔵之介の実家は老舗の造り酒屋!
佐々木蔵之介さんの実家は、創業130年という京都の造り酒屋「佐々木酒造」です。
創業が明治26年というのですから、伝統ある老舗ですね。
京都では100年過ぎたぐらいでは老舗とは呼ばないそうですので
長く伝統を守り続けるのは、ひとかたならぬご苦労がありそうです。
現在の「佐々木酒造」の社長は蔵之介さんの弟・晃さんがつとめています。
そして晃さんを、経営面でコンサルタントの長男さんがサポートし、
蔵之介さんが顧客紹介など広報面でサポートされているとのこと。
蔵之介さんご兄弟3人が抜群のチームワークで、ご実家を盛りたてていらっしゃるようですね。
佐々木蔵之介の実家の造り酒屋は弟が継いだ!
造り酒屋「佐々木酒造」の社長をつとめているのが、蔵之介さんの弟の佐々木晃さん。
晃さんは仏教大学の中国文学科で学んで、前職は機械屋の営業をされていたとのことで、
酒造りとは全く畑違いの分野からの転身です。
佐々木晃さん(画像引用元:https://www.mbs.jp)
晃さんは25歳のとき佐々木酒造に入社し、40歳で4代目社長になりましたが、
造り酒屋を継ぐことになるとはまったく思っていなかったといいます。
最初は「えっ!オレ?(兄貴が2人もいるのに)」みたいな感じだったのかもしれませんね。
「佐々木酒造」では伝統的な商品以外にも、新しいコンセプトの果実のリキュールや
お酒の風味のスイーツなども販売されていて、なかなかユニークな経営をされているもよう。
最初は嫌々家業を継がれたという晃さんでしたが、かなりのアイデアマンとお見受けします。
ご本人も気づかなかったものの、社長に向いていたのではないでしょうか。
実は著者も「佐々木酒造」さんで商品を購入させていただいたことがあります。
オンラインでのショッピングでしたが、丁寧な梱包でとても好感がもてました。
送っていただいた商品はプレゼントにして喜ばれましたので、またぜひ!と思っています。
きっと「佐々木酒造」さんには、社長の晃さんをはじめとして
社員の方々にも老舗の心意気が行きわたっているのでしょうね。
続いて、佐々木蔵之介さんのwikiプロフィールをお伝えします。
佐々木蔵之介のwikiプロフィールは?
佐々木蔵之介さんのwikiプロフィールはこちらです。
生年月日 1968年2月4日
出身地 京都府京都市
出身大学 東京農業大学、神戸大学農学部
身長 182 cm
血液型 O型
事務所 ケイファクトリー
テレビドラマ、映画、舞台など数多くの作品に出演している佐々木蔵之介さん。
『ハンチョウ』で演じた刑事のような、正義感が強くて誠実な役柄の印象が強いですね。
そんな蔵之介さんは『クロサギ』では「裏の顔」をもつ銀行の執行役員演じましたが、
冷酷な悪役ながら、かっこよくキマっていました。
蔵之介さんの場合は悪役を演じていても、心のどこかで「本当は善人なのではないか」とか
「何か大義名分があって悪事に手を染めたのではないか」などと思えてしまいます。
そして、蔵之介さんの演じていると、その人が悪人でもつい信じたくなる、
そんな不思議な魅力もあります。
蔵之介さんのように悪役も似合ってしまう俳優さんについてはこちらをどうぞ。

近年の蔵之介さんは大河ドラマ『光る君へ』に出演し、紫式部の夫役を演じて注目されました。
(画像引用元:https://www.cinematoday.jp)
蔵之介さんが演じた藤原宣孝は、紫式部よりかなり年上でしたが
それだけに、宣孝の包容力ある大人の男性としての魅力が光っていたように思います。
宣孝と蔵之介さんの素顔に重なるところが多いのかもしれませんね。
『光る君へ』のキャスト相関図や出演俳優さんについては、こちらをどうぞ。

今回は佐々木蔵之介さんについてお伝えしました。
蔵之介さんは、実家の「佐々木酒造」を広報担当としてご兄弟と盛りたてながら
ご家族との絆を大切にされているようです。
これからも蔵之介さんのご活躍と、ご兄弟やご実家のみなさんのお幸せを祈りつつ
応援させていただきたいと思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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