2024年 大河ドラマ「光る君へ」は、平安時代中期が舞台。
大河ドラマとして平安時代が描かれるのは、1976年「風と雲と虹と」から48年ぶりで
「光る君へ」は史上2番目に古い時代背景となる作品です。
今回は「光る君へ」のキャストについて、相関図などを含めてお伝えします。
(情報は順次更新いたします)
最後までお読みいただけるとうれしいです。
「光る君へ」は 2024年大河ドラマ!
「光る君へ」は『源氏物語』の作者である紫式部の人生を描くドラマで、
平安時代中期が舞台です。
平安時代は朝廷や貴族が国の中心で、鎌倉時代がはじまるまで国風文化が花開いた時代。
「光る君へ」の主人公・紫式部の『源氏物語』などの多くの文学作品も生まれました。
番組サイトでは、ドラマについて次のような紹介も!
きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生に挑戦する大河ドラマです。(https://www6.nhk.or.jp より)
「懸命に生きて書いて愛した」という紫式部の生涯をたどることで
いまの時代を生きる女性たちも元気をもらえそうですね。
「光る君へ」の撮影はすでにはじまっています。
大河ドラマ「#光る君へ」
2024年の放送に向けて、本日、京都の平安神宮にてクランクインしました!会見に出席した#吉高由里子 さん、#柄本佑 さん
お二人の写真をお届けします!今日の様子などは、また後日皆さんにお知らせします。
お楽しみに!#大河ドラマ pic.twitter.com/Vv66qvmFhr— 大河ドラマ「光る君へ」(2024年) (@nhk_hikarukimie) May 28, 2023
あわただしい日常のなかで、来年のこと、そして遠い平安時代のことに
思いをはせてみるのも、ちょっとしたリフレッシュになりそうです。
「光る君へ」の放送に期待が高まります。
続けて「光る君へ」のキャスト相関図をご紹介します。
「光る君へ」(2024年大河ドラマ) キャスト相関図は?
「光る君へ」キャスト相関図がこちらです。
◆◇人物相関図公開◇◆#光る君へ pic.twitter.com/1pmR3lOAmp
— 大河ドラマ「光る君へ」(2024年) (@nhk_hikarukimie) August 31, 2023
主人公・紫式部(まひろ)を演じるのは吉高由里子さん。
そして紫式部の ”生涯のソウルメイト” と称される藤原道長を柄本佑さんが演じます。
吉高さん、柄本さん以外にも、現在までに多くの出演俳優さんが発表されています。
今後も続々と出演者発表がありそうですので、注目したいですね。
キャスト相関図についても、情報を更新してまいります。
続いて「光る君へ」のキャストについてご紹介します。
「光る君へ」(2024年大河ドラマ) キャスト ①紫式部と家族
紫式部(まひろ):吉高由里子
紫式部(まひろ)を演じるのは吉高由里子さん。
「光る君へ」が大河ドラマ2作目の出演です。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
紫式部(まひろ)は、世界最古の女性文学とされる『源氏物語』の作者。
紫式部は男性よりも漢文を読みこなすことに秀れていて
弦楽器の一種の「筝」(そう・弦楽器の一種) の名人だったといいます。
平安時代きっての才女とも言われる紫式部は、なんとなく近寄りがたい雰囲気もありますが
吉高さんの演技で、魅力的かつ等身大の女性に思えてきそうです。
吉高さんによって、新しい紫式部像がつくられる予感がしてワクワクしますね。
まひろの父・藤原為時(ふじわらのためとき):岸谷五郎
藤原為時を演じるのは岸谷五郎さん。「光る君へ」が大河ドラマ4作目の出演です。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
岸谷さんが演じる藤原為時は、藤原の一族の中では下級の貴族でした。
しかし為時は、菅原道真の孫・菅原文時に師事し、和歌や漢文学の教養があり
紫式部(まひろ)に文学の素養を授けたとされています。
為時は紫式部が男に生まれなかったことを惜しんだとも言われていますが
1000年以上も読み継がれている『源氏物語』の中には、
為時の教えも活かされていることでしょう。
いままであまり脚光をあびてこなかった藤原為時という人物が
岸谷さんによってどのように演じられるか、
吉高さん演じる紫式部とのかけあいも含めて、楽しみですね。
岸谷さんについて、くわしくはこちらでご紹介しています。
あわせてどうぞ。

まひろの母・ちやは:国仲涼子
紫式部(まひろ)の母を演じるのは国仲涼子さん。
はじめての大河ドラマ出演となります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
国仲さんが演じる ちやは は
不器用な夫を支え、豊かとはいえない暮らしの中でも、幼いまひろや弟の太郎を、愛情深く育てる優しい女性(https://www6.nhk.or.jp より)
とも紹介されているように、母性愛あふれる人物だったようです。
ちやは は紫式部がまだ幼い頃、若くして亡くなったとも言われており、
紫式部にとって、ずっと心の中で恋しく思う存在だったかもしれません。
ちやはを演じる国仲さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。

「母親としての顔を出したい」という国仲さんの演技に期待しましょう。
まひろの弟・藤原惟規(ふじわらののぶのり):高杉真宙
紫式部(まひろ)の弟・藤原惟規を演じるのは高杉真宙さん。
「光る君へ」が大河ドラマ2作目の出演です。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
藤原惟規(幼名・太郎)は、父・為時や 姉・紫式部のような逸話はないものの
和歌に秀でていたといい、従五位下という官位まで授けられます。
しかし、残念ながら惟規は若くして(一説によると30代後半で)亡くなりました。
姉・紫式部の才女ぶりが目立ち、地味な印象もある惟規も
高杉さんの演技で、イケメン平安男子として現代で有名になるかもしれませんね。
高杉さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。

まひろの夫・藤原宣孝(ふじわらののぶたか):佐々木蔵之介
紫式部(まひろ)の夫・藤原宣孝 を演じる佐々木蔵之介さんは
「光る君へ」が大河ドラマ出演3作目となります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
藤原宣孝は紫式部のことを幼いころから知っていたそうですので
紫式部のよき理解者だったと言えそうです。
宣孝は結婚後に病にかかって亡くなり、紫式部との結婚生活は2年数か月で終わりました。
紫式部は宣孝の死後に「源氏物語」をかきはじめたことから
「源氏物語」には、宣孝への思いも込められていたりして…?
佐々木さんについて、くわしくはこちらでご紹介しています。

紫式部と夫・宣孝のどんな夫婦像が描かれるのか楽しみですね!
佐々木さんの夫ぶり?にも注目しましょう。
続いて、藤原道長と家族についてお伝えします。
「光る君へ」(2024年大河ドラマ) キャスト ②藤原道長と家族
藤原道長(ふじわらのみちなが):柄本佑
紫式部(まひろ)の ”生涯のソウルメイト” の藤原道長を演じるのは柄本佑さん。
「光る君へ」が大河ドラマ3作目の出演です。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
柄本さんが演じる藤原道長は、藤原兼家の五男。
道隆、道兼といった有力な兄たちがいたため、あまり目立たない存在でした。
しかし、道長は兄たちの脱落などいろいろな事情が重なって、政権を手にするまでに。
そんな道長と紫式部とは幼いころからの知り合いでした。
身分差があったふたりは惹かれ合いながらも結ばれることはありませんでしたが
お互いの生涯に影響を与えあったと言えそうです。
柄本さん演じる道長と、紫式部との心の交流がどのように描かれるのか、
注目したいですね。
柄本さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。

藤原道長の父・兼家(ふじわらのかねいえ):段田安則
藤原道長の父・兼家を演じるのは段田安則さん。
段田安則さんは「光る君へ」が大河ドラマ5作目の出演となります。
(画像引用元:https://mainichigahakken.net)
藤原兼家は、策略をめぐらせて花山天皇を退位させ、孫(次女・詮子の子)を
一条天皇として即位させ、自身は摂政という地位を手に入れました。
平安時代と聞くと、どことなく優雅なイメージがありますが、
朝廷では激しい権力争いがあったようです。
京都出身で、子供のころ御所に遊びに行っていたことがあるという段田さん。
段田さんによって、藤原兼家がどのように演じられるのか注目したいところです。
段田さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。

お公家さんを一度演じてみたかったという段田さんの貴族姿も楽しみですね。
藤原道長の母・時姫(ときひめ):三石琴乃
藤原道長の母・時姫を演じるのは三石琴乃さん。大河ドラマ初出演です。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
三石さんが演じる時姫は、藤原兼家に嫁ぎ子宝にも恵まれました。
平安時代の貴族としての生活はセレブ感あふれるイメージがあるものの
一夫多妻制の時代ゆえの苦労も多かったと思われます。
夫や子供が出世をする前に亡くなってしまったという時姫の生涯が
三石さんによってどのように演じられるか、興味深いものがあります。
藤原道長の長兄・道隆(ふじわらのみちたか):井浦新
藤原道長の長兄・藤原道隆を演じるのは、井浦新さん。
「光る君へ」が大河ドラマ2作目の出演です。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
藤原道隆は、娘の定子を女御(にょうご:身分の高い女官)として一条天皇に入内させ
関白、そして内大臣の地位までのぼりつめます。
井浦さん演じる道隆は、道長がかなわないほどのカリスマ性をもっていたとか!
しかし清少納言 (娘・定子に仕えていた) の「枕草子」には
気さくでなかなか面白い人物としても登場しているといいます。
藤原道隆が、井浦さんによって魅力的な人物として演じられそうで、期待大ですね!
井浦さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。

藤原道隆の妻 高階貴子(たかしなのたかこ):板谷由夏
藤原道長の長兄・藤原道隆の妻、高階貴子を演じるのは板谷由夏さん。
「光る君へ」が大河ドラマ2作目の出演になります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
高階貴子は平安時代の女流歌人で、女房三十六歌仙に入るほど優秀でした。
貴子は、藤原道長の兄・道隆 との間に三男四女をもうけ、
その中には、のちに一条天皇の妃となった定子 (さだこ) もいます。
しかし、貴子の夫・道隆は病で亡くなり、息子2人も叔父・道長との政争に敗れて罪人に。
貴子は、左降・配流された息子たちを心配しながら、病で亡くなったとされています。
才女といわれた貴子が、思うに任せぬ人生を送ることになったのは残念ですが
板谷さんなら、そんな貴子をしなやかに演じてくださるような予感がしますね。
板谷さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。

藤原道長の次兄・道兼(ふじわらのみちかね):玉置玲央
藤原道長の次兄・道兼を演じるのは玉置玲央 (たまおき れお) さん。
「光る君へ」が 3作目の大河ドラマ出演となります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
玉置さんが演じる藤原道兼は、次のように紹介されています。
兄の道隆にすべてがかなわず、父の愛情に飢えている。その苛立ちの矛先が道長に向くことも。紫式部(まひろ)との間には、ある因縁が。
(https://www6.nhk.or.jp より)
兄・道隆にたいする劣等感があり、父の愛に飢えているという道兼。
ちょっとやんちゃなイメージもあり、まひろとの因縁も気になります。
玉置さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。

玉置さんが道兼のやや屈折した?心の動きをどのように演じるのか、注目したいですね。
藤原道長の姉・詮子(ふじわらのあきこ):吉田羊
藤原道長の姉・詮子を演じるのは吉田羊さん。
「光る君へ」が大河ドラマ4作目の出演となります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
藤原詮子は、円融天皇の女御となり、のちに一条天皇となる男子を産みます。
一条天皇が即位後は強い権力をもち、政治にも介入したという詮子。
かなりの才女だったと思われます。
その一方、弟思いだったとされる詮子。
詮子の姿が文化的背景とあわせてどのように描かれるのか、
吉田さんの演技とともに楽しみにしたいと思います。
吉田羊さんについて、くわしくはこちらでご紹介しています。

続いて、第64代から第66代までの天皇についてご紹介します。
「光る君へ」(2024年大河ドラマ) キャスト ③第64~66代天皇
円融天皇(えんゆうてんのう):坂東巳之助
第64代天皇の円融天皇 役を演じるのは、坂東巳之助さん。
坂東さんにとって「光る君へ」がはじめての大河ドラマ出演となります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
円融天皇は、11歳で即位 (969年) し、26歳で退位 (984年) したとされています。
在位期間中は、藤原兼通と兼家兄弟の政権争いの影響で、摂政・関白の交代が相次いだため
若い円融天皇がストレスの多い月日を過ごしたような気もしますね。
今まであまり表舞台に出ることのなかった円融天皇という人物。
坂東さんによって、意外と親近感のもてそうな天皇に演じられるかもしれません。
楽しみに注目したいですね!
花山天皇/師貞(かざんてんのう/もろさだ):本郷奏多
第65代天皇の花山天皇 役を演じるのは、本郷奏多さん。
「光る君へ」が大河ドラマ2作目の出演となります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
花山天皇は17歳のときに天皇に即位しますが、2年後に19歳で出家してしまいました。
在位期間は、984年 から 986年 とされています。
この出家理由については、花山天皇が寵愛していた女御が妊娠中に亡くなったことや
藤原氏の陰謀に巻きこまれてしまったことなどが挙げられますが
決して「みやび」だけではなかった平安時代の、花山天皇の生きざまが注目されそうです。
いままで歴史ドラマ等であまりみたことのなかった花山天皇が
本郷さんによってどんな人物として演じられるのか楽しみですね!
イケメンでモテる天皇の雰囲気がすでにただよっていますが…
本郷さんについて、くわしくはこちらでご紹介しています。

一条天皇/懐仁(いちじょうてんのう/やすひと):塩野瑛久
第66代天皇・一条天皇 役を演じるのは塩野瑛久 (あきひさ) さん。
大河ドラマ出演は「光る君へ」が はじめてとなります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
塩野さんが演じる 一条天皇は、父が円融天皇、母が藤原詮子、
そして叔父が藤原道長という、天皇になるべくしてなった人物。
温和な人柄だったとも伝えられています。
一条天皇の在位期間は 7歳で即位した986年 から 1011年と比較的長く、
平安女流文学が花開いたときであるとともに、藤原氏が権力を誇った期間でもありました。
そんな時代の中で、一条天皇がどのように天皇としての存在感を示せたのか。
塩野さんの演技とともに、楽しみに拝見したいですね。
塩野さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。

続いて、四納言と呼ばれた4人の納言についてお伝えします。
「光る君へ」(2024年大河ドラマ) キャスト ④四納言 (しなごん)
四納言とは一条天皇の時代にとくに優れていた言われる4人の納言。
源俊賢・藤原公任・藤原斉信・藤原行成を指します。
藤原公任 (ふじわらのきんとう) : 町田啓太
藤原公任を演じるのは、町田啓太さん。
大河ドラマ出演は「光る君へ」が3作目となります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
藤原公任は、祖父と父が天皇の側近をつとめ、母と妻が天皇家の血筋という名家の出身。
公任も漢詩・和歌・音楽の才能があり、のちに大納言にまでなる優秀な人物でした。
公任は、道長と同い年ということで、ふたりの関係にも注目したいところです。
公任が詠んだ「滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ」は
小倉百人一首にも選ばれている有名な和歌。
時を越えて、私たちが和歌で公任の業績を知ることができるのもなかなか雅な気がしますね。
町田さん演じる公任の影響で、2024年は和歌ブームなどが起きるかもしれません。
藤原斉信 (ふじわらのただのぶ) : 金田哲
藤原斉信を演じるのは、金田哲 (かなださとし) さん。大河ドラマ初出演です。
(画像引用元:https://www.talent-databank.co.jp)
藤原斉信は、太政大臣・藤原為光の次男で歌人。
仕えていた道隆 (道長の長兄) の没後は、道長の側近として働きます。
斉信は「枕草子」の中で清少納言に ”貴公子” と表現されたほど眉目秀麗だったようです。
イケメンだっただけでなく、立ち振る舞いも美しかったとされる斉信は
もし当時、宮中人気ランキングでもあったらまちがいなく1、2位を争っていたことでしょう。
そんな斉信の姿を、平安装束姿も似合いそうな金田さんが
どんな風にカッコよく演じてくださるのか、期待がふくらみますね!
藤原行成 (ふじわらのゆきなり ) : 渡辺大知
藤原行成を演じるのは渡辺大知さん。
「光る君へ」は渡辺さんにとって3作目の大河ドラマ出演となります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
藤原行成は、生まれてすぐに摂政だった祖父が死亡。
3歳のときに歌人だった父も亡くなったことから、幼くして後ろ盾を失います。
しかし、実務能力に長けていた行成は、のちに一条天皇の側近となり
藤原道長の政権を支えました。かなり仕事のデキる人物だったようです。
行成は、一条天皇と道長の間で「中立」を保っていたとされますが
そこには、行成ならではの、考えぬかれた処世術があったのかもしれませんね。
道長の栄華の影に隠れてあまり脚光を浴びることのなかった行成も
渡辺さんによって印象に残る人物に演じられそうな気がします。
期待しましょう!
渡辺さんについて、くわしくはこちらをどうそ。

源俊賢 (みなもとのとしかた ) : 本田大輔
源俊賢を演じるのは本田大輔さん。「光る君へ」が大河ドラマ3作目の出演です。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
源俊賢も当初は藤原道隆に仕えていましたが、やがて道長に仕え頭角をあらわしました。
俊賢は自身が昇進するときの後任に、13歳年下だった藤原行成を推薦しており
ふたりは年齢差がありながら親友だったと言われています。
左大臣だった父親が左遷された経験をもつ俊賢は、幼くして祖父・父を失った行成に
肩入れしていた部分もあったのかもしれませんね。いい人に思えます!
源俊賢も、今まであまりクローズアップされてこなかった人物ですので
「光る君へ」で、本田さんによってどのように演じられるのか楽しみです。
続いて、その他の注目人物についてお伝えします。
「光る君へ」(2024年大河ドラマ) キャスト ⑤その他の注目人物
清少納言(せいしょうなごん):ファーストサマーウイカ
「枕草子」の作者としても知られる清少納言役を演じるのはファーストサマーウイカさん。
「光る君へ」が大河ドラマ初出演になります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
清少納言は、一条天皇の后・藤原定子 (演:高畑充希さん) に仕えていました。
中古三十六歌仙・女房三十六歌仙の一人とされるほど歌にも秀でていた清少納言は
漢詩の知識も深く、定子に和歌や漢詩などを熱心に教えたとされています。
藤原定子が25歳の若さで亡くなったとき、清少納言も失意のうちに宮仕えを辞めますが
宮中という特殊な環境の中で、ふたりの間には主従の関係というよりも
友だち同士のような心のつながりがあったのかもしれません。
「光る君へ」では、ファーストサマーウイカさんのクールな清少納言像とともに
定子とのあたたかい交流も描いてほしいですね!
ファーストサマーウイカさんについて、くわしくはこちらをどうぞ。

安倍晴明(あべのはるあきら):ユースケ・サンタマリア
陰陽師・安倍晴明を演じるのはユースケ・サンタマリアさん。
「光る君へ」が大河ドラマ2作目の出演となります。
(画像引用元:https://eiga.com)
安倍晴明は、陰陽師の中でも各方面から一目おかれていた人物です。
「天文博士」で占いもできるという陰陽師。病気の治療をすることもあったといいますので
幅広い知識のほかに、特殊な能力も備わっていたのでしょうね。
大河ドラマ以外でも、安倍晴明を演じた俳優さんには野村萬斎さん、稲垣吾郎さん、
市川染五郎(現・松本幸四郎)さん、佐々木蔵之介さんがいます。
そのため、安倍晴明のイメージはなんとなくできあがっている感もありますが
ユースケ・サンタマリアさんの持ち味で、新しい安倍晴明像が作り上げられそうな予感も!
大河ドラマ「光る君へ」での「安倍晴明×ユースケ・サンタマリア」という組み合わせに、
興味深い化学反応?が起きるのを楽しみにしたいですね。
ユースケ・サンタマリアさんについて、くわしくはこちらをどうぞ。

直秀(なおひで):毎熊克哉
毎熊克哉さんが演じるのは「散楽」の一員・直秀。
「光る君へ」は毎熊さんにとって「どうする家康」に続く2作目の出演となります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
毎熊さん演じる直秀は ”町辻で風刺劇を披露” しているといいますので
エネルギッシュで、底知れぬパワーのもち主だと言えそうです。
のちに、まひろと道長を手助けするようになる直秀。
身分や立場の差をこえて、どんな交流が描かれるのかも注目したいですね。
毎熊さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。

2024年大河ドラマ「光る君へ」についてお伝えしました。
平安時代中期は、清少納言による『枕草子』や紫式部による『源氏物語』など
文学作品が多く生まれた時代でもあります。
2024年は大河ドラマ「光る君へ」を通して、
平安時代についていろいろな発見がある年になりそうですね。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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