2025年大河ドラマは『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺 (つたじゅうえいがのゆめばなし) ~』。
この『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』では、江戸を舞台に、
”江戸のメディア王” 蔦重 (蔦屋重三郎) の生涯が描かれます。
この記事では、大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺』の
相関図やあらすじ、そして注目キャストをご紹介します。
最後までお読みいただけるとうれしいです。
- 『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』相関図は?
- 『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』のあらすじは?
- 『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』相関図 (吉原) :蔦重をとりまく人たち
- 『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』キャスト:蔦重をとりまく人たち
- 『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』キャスト:吉原の人々
- 『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺〜』相関図:出版関係者・絵師など
- 『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』キャスト:出版関係者
- 『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』キャスト:絵師・戯作者・狂歌師
- 『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』キャスト:蔦重とかかわる人たち
- 『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』相関図:幕府関係者
- 『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』キャスト:幕府関係者
- 『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』相関図:徳川家の人たち
- 『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』キャスト:徳川家の人たち
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』相関図は?
2025年の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』は1月5日に放送がスタートしました。
(画像引用元:https://www.cinematoday.jp)
「ちょんまげ姿」もりりしい横浜流星さん!
主役を演じる横浜流星さんの姿をみただけでも、江戸の「粋」な文化が感じられます。
そんな『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』の登場人物の全体の相関図を作成してみました。
(詳しい相関図ものちほどご覧いただけます)
主人公・蔦重をとりまく人々も個性的で
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』でつむがれる物語に期待が高まりますね!
続いて『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』のあらすじをご紹介します。
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』のあらすじは?
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』の舞台は、18世紀中ごろの江戸。
横浜流星さんが演じる蔦重 (蔦屋重三郎) は、次のように紹介されています。
親なし、金なし、画才なし…ないない尽くしの生まれから
“江戸のメディア王”として時代の寵児(ちょうじ)になった快男児
(https://www.nhk.jp より)
”江戸のメディア王” といわれる蔦重。
蔦重は幼いころに両親と生き別れて、引手茶屋の養子として育てられました。
その後、成長した蔦重は貸本屋から商いをはじめ、書籍の編集や出版をするまでに。
田沼意次の時代には江戸の文化も最盛期をむかえ、
蔦重は喜多川歌麿や葛飾北斎などの才能ある芸術家のプロデュースも行います。
しかし、田沼時代が終わり、松平定信による改革の影響で
蔦重は窮地に追い込まれ、さらに病が蔦重を襲います。
蔦重は病と闘いながら、残された時間をかけて
「写楽」というエンターテイメントに取り組んでいく…。
……『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』では、蔦重 (蔦屋重三郎) の生涯が
なんともダイナミックに、そしてかっこよく描かれそうでワクワクします。
続いて、『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に出演する注目キャストを
くわしい相関図とあわせてご紹介していきます。
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』相関図 (吉原) :蔦重をとりまく人たち
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の主人公・蔦屋重三郎と重三郎をとりまく
吉原の人たちの相関図はこちらになります。
蔦重が暮らす吉原の人々の相関図はこちら!
番組HPにはキャスト紹介も👉https://t.co/YZKILfkmHd#大河べらぼう pic.twitter.com/luUfuEX9uG— 大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」1/5放送開始 (@berabou_nhk) December 16, 2024
吉原という土地柄もあるのでしょうが、人情に厚い登場人物が多い気がしますね。
続けて、蔦屋重三郎と重三郎とりまく人物を、続けてご紹介します。
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』キャスト:蔦重をとりまく人たち
蔦重 (つたじゅう・蔦屋重三郎):横浜流星
蔦重こと蔦屋重三郎を演じるのは 横浜流星 (よこはま りゅうせい)さん。
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺』が横浜流星さんにとってはじめての大河ドラマ出演です。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
大河ドラマ初出演ながら主演という横浜さん。
大抜擢ともいえそうですが、横浜さんのこれまでの実績が評価されている証なのでしょう。
蔦重というスケールの大きな人物を、どのように横浜さんが演じるのか楽しみですね。
駿河屋 (するがや・蔦重の養父) :高橋克実
江戸・吉原の引手茶屋「駿河屋」の主を演じるのは高橋克実 (たかはし かつみ) さん。
高橋克実さんにとって『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』は大河ドラマ3作目の出演となります。
(画像引用元:https://www.siscompany.com)
高橋克実さんが演じる駿河屋は、幼いときに両親と別れた蔦重の「育ての親」。
蔦重の生きざまに、駿河屋からの教えが多く活かされていそうですね。
高橋克実さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。
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「親」としての高橋さんの貫禄にも注目したいですね。
ふじ (駿河屋の女将・蔦重の養母):飯島直子
「駿河屋」の女将で、蔦重の義理の母・ふじを演じるのは飯島直子 (いいじま なおこ) さん。
飯島さんは『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』が大河ドラマ初出演となります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
飯島さんが演じるふじは、蔦重だけでなく親のいない子どもたちを育てる「慈愛の人」。
少々のことでは動じない、そんな大らかなところもあるのかもしれません。
ふんわりした飯島さんの雰囲気が、身寄りを失った子供たちをやさしく包みそうですね。
飯島さんのお母さんぶりにも注目したいところです。
次郎兵衛 (じろべえ・蔦重の義兄) :中村蒼
駿河屋の実の息子で、蔦重の義理の兄・次郎兵衛を演じるのは
中村蒼 (なかむら あおい) さんです。
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』は、中村蒼さんの大河ドラマ出演2作目となります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
中村蒼さんが演じる次郎兵衛は、父・駿河屋から茶屋の経営を任されているものの
いわゆる「放蕩息子」とのこと。
次郎兵衛と義理の弟である蔦重との対比も描かれそうですが
かげでは蔦重の応援をしている、そんな次郎兵衛の姿もみてみたいですね。
中村蒼さんについては、こちらでご紹介しています。あわせてどうぞ。

「放蕩息子」のイメージとはほど遠い、中村蒼さんの演技が楽しみです。
留四郎 (とめしろう):水沢林太郎
蔦重の義兄・次郎兵衛が営む茶屋で、蔦重とともに働く留四郎。
その留四郎を演じるのが、『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』が
大河ドラマ初出演となる水沢林太郎 (みずさわ りんたろう) さんです。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
留四郎は歴史には存在しない人物とのことで
その分、演じる水沢林太郎さんのオリジナリティが活かせそうなキャラクターです。
水沢林太郎さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。

江戸・吉原に涼風を吹かせてくれる、そんな留四郎の姿を期待したいですね。
てい (蔦重の妻):橋本愛
蔦重の妻・ていを演じるのは橋本愛 (はしもと あい) さん。
『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は橋本さんにとって、4作目の大河ドラマ出演です。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
橋本さん演じるていは本屋で生まれ育ち、
蔦重とは本好きという共通点があったことで、いつしか惹かれ合う仲に。
のちに「江戸のメディア王」とも呼ばれる蔦重の妻となったことで
ていも波瀾万丈の人生を送ったのではないかと想像できます。
そんなていが橋本さんによってどんな人物として演じられるのか、興味津々です。
意外と肝の据わったたくましいていの姿がみられるかもしれませんね。
続いて、吉原にくらす人々をご紹介します。
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』キャスト:吉原の人々
花の井 / 五代目瀬川 (はなのい / ごだいめせがわ):小芝風花
花の井 / 五代目瀬川 を演じるのは、小芝風花 (こしば ふうか) さん。
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』は小芝風花さんにとってはじめての大河ドラマ出演となります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
小芝風花さんが演じる花の井は、蔦重の幼なじみであり相談相手。
「伝説の遊女」ともいわれる花の井の、あでやかな美しさにも注目が集まりそうです。
小芝風花さんについては、こちらでご紹介しています。あわせてどうぞ。


花の井と蔦重のお互いのなかの、秘めた思いも気になりますね。
松葉屋 (まつばや) :正名僕蔵
江戸・吉原の老舗妓楼「松葉屋」の主を演じるのは、正名僕蔵 (まさな ぼくぞう) さん。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
妓楼主 (遊郭で一番えらい人) には「遊女たちをこき使って、お客からお金を搾取する」
といった、どうもネガティブな印象があります。
正名僕蔵さん演じる松葉屋の楼主が、そんなイメージ通りのいや~な人物なのか、
それとも意外といい人なのか、正名僕蔵さんの表情に注目しながらみてみたいですね。
正名僕蔵さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。

メガネをかけていない正名さんの姿がみられそうで、楽しみです。
うつせみ (松葉屋の遊女) :小野花梨
松葉屋の遊女で「座敷待ち」をつとめる うつせみを演じるのは
大河ドラマ初出演となる小野花梨 (おの かりん)さんです。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
「座敷待ち」は花魁には及ばないものの、ある程度の地位にあった中堅の遊女です。
小野さんが演じる うつせみは、浪人・新之助と出会い惹かれ合うようになりますが
住む世界がちがう二人の恋路にはさまざまな困難が待ち受けているようです。
うつせみのせつない心情が、小野さんによってしっとりと演じられそうですね。
扇屋 (おうぎや) :山路和弘
江戸・吉原の妓楼「扇屋」の主を演じるのは、山路和弘 (やまじ かずひろ) さん。
山路和弘さんにとって『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』は
4作目の大河ドラマ出演となります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
山路和弘さんが演じる扇屋の主は「和歌、俳句、画に通じた教養人」。
扇屋の主として、山路和弘さんには 江戸の「粋」を存分に表現していただきたいですね。
声優としてもおなじみの、山路さんの声の響きにも江戸情緒が感じられそうです。
山路和弘さんについては、こちらでご紹介しています。あわせてどうぞ。

声優としてもおなじみの、山路さんの声の響きにも江戸情緒が感じられそうです。
大文字屋 (だいもんじや) :伊藤淳史
江戸・吉原の妓楼「大文字屋」、大文字屋の主を演じるのは
伊藤淳史 (いとう あつし) さんです。
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』は伊藤さんにとって、3作目の大河ドラマ出演。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
実に20年ぶりに大河ドラマに出演するという伊藤さん。
伊藤さんが演じる大文字屋は、やり手の経営者でとにかくドケチ。
店で働く女性たちに、安いかぼちゃしか食べさせないといいます。
良い人のイメージがある伊藤さんが、この『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』では、
ちょっと (かなり?) イヤミな役を演じる姿がみられそうです。
伊藤さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。

伊藤さん演じる大文字屋が、実は愛されキャラであることを願いたいものですが…
誰袖 (たがそで・大文字屋の遊女) :福原遥
大文字屋の遊女で、蔦重を慕う誰袖を演じるのは福原遥 (ふくはら はるか) さん。
福原さんは『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』が大河ドラマ初出演です。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
福原さん演じる誰袖は、当時を代表する花魁となり
老中・田沼意次の腹心の部下である土山宗次郎に身請けされます。
しかし、その誰袖の身請けに使われた1200両をめぐってのちに事件が起こり
ハッピーエンドではない展開も待ち受けているようです。
子役時代「まいんちゃん」だった福原さんが、花魁を演じる姿に注目が集まること必至ですね。
蔦重に思いを寄せる誰袖の心の動きが、福原さんによってどのように描かれるのか
興味深く拝見したいところです。
しげ (大文字屋の遣手) :山村紅葉
大文字屋の遣手 (やりて) として遊女たちの監督をするしげ。
演じるのは、大河ドラマ初出演の山村紅葉 (やまむら もみじ) さんです。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
山村さんが演じるしげは、誰袖のお目付け役という大切なつとめがあり、
蔦重に想いをよせる誰袖の前に立ち塞がります。
なんとなくコミカルな役どころが多いイメージの山村さんですが
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』ではいけずでちょっと嫌味な人物を演じることになりそう。
そんな山村さんについて、くわしくはこちらでご紹介しています。

山村さんの演技のせいで、誰袖の恋を応援する人が増えるかもしれませんね。
りつ (大黒屋の女将) :安達祐実
吉原の妓楼「大黒屋」の女将・りつを演じるのは、『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』が
大河ドラマ3作目の出演となる安達祐実 (あだち ゆみ) さんです。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
りつは「駿河屋」「松葉屋」「大文字屋」「扇屋」などとともに、吉原をとりまとめ
蔦重の後見となった人物です。
のちに「大黒屋」を廃業し、芸奴の見番 (取次や取締り) になったというりつは
蔦重が手がけた「浄瑠璃本」などの出版に影響を与えたといいます。
りつは、やり手のキャリアウーマン的な存在だったのかもしれませんね。
安達さんの小気味よい演技をみられそうです。
きく (二文字屋の女将) :かたせ梨乃
吉原の妓楼「二文字屋」の女将・きくを演じるのはかたせ梨乃さんです。
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』はかたせさんにとって6作目の大河ドラマ出演となります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
「二文字屋」があったのは、吉原のまわりの「お歯黒どぶ」沿いの河岸見世。
年齢を重ねたり、さまざまな事情をかかえた女郎たちがいました。
きくは女郎屋の経営者ですが、遊女だった過去をもつ女性。
あねご肌の雰囲気ただようかたせさんがきくを演じることで
最下層で生きる女郎たちに一筋の光をもたらしそうな気もします。
きくと蔦重にどのような接点があるのかにも注目したいですね。
かたせさんについて、くわしくはこちらでご紹介しています。あわせてどうぞ。

続いて、蔦重が活躍した出版業界の関係者などの相関図・キャストについてお伝えします。
『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺〜』相関図:出版関係者・絵師など
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』で、蔦屋重三郎が活躍した出版業界にも
後世に大きな影響を残した人物がたくさんいます。
蔦重と関わる江戸市中の人々の相関図はこちら!
番組HPにはキャスト紹介も👉https://t.co/uVtqLNHURB#大河べらぼう pic.twitter.com/N3nX2lxe76— 大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」1/5放送開始 (@berabou_nhk) December 17, 2024
『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』では出版業界・絵師などの姿をとおして
江戸文化がどのように発展していくのかをみられそうですね。
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』キャスト:出版関係者
鱗形屋孫兵衛 (うろこがたや まごべえ) :片岡愛之助
鱗形屋孫兵衛というなんともユニークな名前の地本問屋の主を演じるのは
片岡愛之助 (かたおか あいのすけ) さん。
片岡愛之助さんは『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』が4作目の大河ドラマ出演となります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
地本 (じほん) とは、江戸で出版された大衆本をまとめた呼びかた。
その地本問屋の主の鱗形屋孫兵衛は、蔦重に商いを教えますが、
のちに蔦重のライバルになります。
片岡愛之助さん演じる鱗形屋孫兵衛と蔦重の関係の変化にも
興味深いものがありそうですね。
鱗形屋長兵衛 (うろこがたや ちょうべえ) :三浦獠太
鱗形屋孫兵衛の息子で「鱗形屋」の後継者・長兵衛を演じるのは
三浦獠太 (みうら りょうた) さん。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
三浦獠太さんにとって『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は大河ドラマ初出演となります。
地本問屋「鱗形屋」を父と盛りたてていく長兵衛を
三浦さんがフレッシュな感性で演じてくださる予感がしますね。
蔦重と三浦さん演じる長兵衛の間に、同業者としての関係以上に
友情のような感情が生まれることがあるのか、注目したいところです。
西村屋与八 (にしむらや よはち) :西村まさ彦
蔦重のライバルの地本問屋・西村屋与八を演じるのは、西村まさ彦さん。
西村さんにとって『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』は大河ドラマ4作目の出演となります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
西村屋与八は、鈴木春信や勝川春章をはじめとする多くの有名絵師とのつながりがあり
蔦屋重三郎とともに当時の出版業界を盛りたてていった人物。
西村屋与八と蔦重は「雛形若菜初模様」を共同で出版していましたが
のちに西村屋与八の単独での出版になるなど、両者の関係は微妙に変化していったようです。
西村さんが「賢く抜け目がない人物」と分析する西村屋与八が
どのように演じられるのか、今から楽しみですね。
西村屋与八がクセ者であればあるほど、蔦重を応援したい気持ちが大きくなりそうです。
鶴屋喜右衛門 (つるや きえもん) :風間俊介
鱗形屋孫兵衛や西村屋与八などの地本問屋のまとめ役的存在だった鶴屋喜右衛門。
その鶴屋喜右衛門を演じるのは『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』が
3作目の大河ドラマ出演となる風間俊介 (かざま しゅんすけ) さんです。
(画像引用元:https://shunsuke-kazama.com)
鶴屋喜右衛門は京都の書物問屋から江戸に出店し、草双紙や錦絵の作品を多く出版。
蔦重とともにひとつの時代を作ったと言われています。
そんな鶴屋喜右衛門と蔦重の間にどんなかけ引きがみられるのか、
風間さんの商人ぶりとともに楽しみに拝見したいところです。
小泉忠五郎 (こいずみ ちゅうごろう) :芹澤興人
『吉原細見 (よしわらさいけん) 』という、
吉原遊びのための手引き書の編集をしていた小泉忠五郎。
その小泉忠五郎を演じるのは、芹澤興人 (せりざわ たてと) さんです。
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』は芹澤興人さんにとって4作目の大河ドラマ出演となります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
小泉忠五郎は、蔦重と仕事上のライバルになりそうな役どころです。
芹澤興人さんには「寡黙な職人」といったイメージがありますので
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』でも芹澤さんの渋~い演技がみられそうですね。
芹澤興人さんについては、こちらでご紹介しています。あわせてどうぞ。

芹澤さんの細かい表情やしぐさにも注目しましょう。
須原屋市兵衛 (すわらや いちべえ) :里見浩太朗
日本橋の書物問屋の店主・須原屋市兵衛を演じるのは里見浩太朗 (さとみ こうたろう) さん。
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』は、里見さんにとって大河ドラマ5作目の出演作品です。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
須原屋市兵衛は、平賀源内・杉田玄白などの蘭学者の書いた先進的な本を出版する
「挑戦的な版元」だったとされています。
そんな須原屋市兵衛は、単なる同業者という以上に
蔦重の生き方に大きな影響を与えたのではないかと思えます。
里見さんについては、こちらの記事でくわしく紹介しています。あわせてどうぞ。

当時の出版業界の舞台裏が、里見さんの貫禄ある店主姿とともにあざやかに描かれそうですね。
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』キャスト:絵師・戯作者・狂歌師
喜多川歌麿 (きたがわ うたまろ) :染谷将太
喜多川歌麿を演じるのは、染谷将太 (そめたに しょうた) さん。
染谷将太さんにとって『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』は大河ドラマ5作目の出演となります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
喜多川歌麿は、美人画が評判となって人気絵師としての地位を確立します。
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』では、絵師としての歌麿だけでなく、
人間くさい歌麿の姿なども描かれるかもしれません。期待したいですね。
平沢常富 (ひらさわ つねまさ) :尾美としのり
出羽の国の江戸留守居役・平沢常富 (ひらさわ つねまさ) を演じるのは
大河ドラマ6作目の出演となる尾美としのりさんです。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
平沢常富は 江戸留守居役としてつとめるかたわら
劇作家・朋誠堂 喜三二、狂歌師・手柄 岡持 などとして活躍していました。
のちに蔦重の「最高かつ最大の協力者」になる 平沢常富は
自称「宝暦の色男」で、渋~い魅力のある人物のようです。
尾美さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。

『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』での尾美さんの「色男」ぶりも楽しみですね!
大田南畝 (おおた なんぽ) / 四方赤良 (よもの あから) :桐谷健太
文人・狂歌師の大田南畝/四方赤良 を演じるのは桐谷健太 (きりたに けんた) さん。
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』は桐谷さんにとって、大河ドラマ3作目の出演になります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
桐谷さん演じる大田南畝は文人・狂歌師としても有名でしたが、
苦学して学問に励み、幕府官僚 (支配勘定:勘定奉行の役人) にまで出世した人物です。
蔦重と大田南畝とのかかわりがどのように描かれるのか、注目したいですね。
大田南畝が蔦重の味方的存在であることを願いたいですが…
桐谷さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。

エネルギッシュな「動」のイメージのある桐谷さんが、
もの静かな文人や官僚の顔を見せることになるのか、それも楽しみです。
平秩東作 (へづつ とうさく) :木村了
戯作者・狂歌師で、平賀源内の相棒・平秩東作を演じるのは木村了(きむら りょう) さん。
木村さんは『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』が3作目の大河ドラマ出演です。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
東作は、煙草商や材木商としての顔のほかに、戯作者・狂歌師・漢詩人としても活動。
また、東作が蝦夷地 (江差、松前) に滞在して「東遊記」を書いたことが、
のちの田沼意次の蝦夷地開発のきっかけにもなりました。
幅広いジャンルで才能を発揮していた東作。
現代に東作のような人物がいたら、スーパー・アーティストとして
時代を引っ張っていたかもしれません。
木村さんが、そんな東作をどんな風に演じられるのか注目したいですね。
木村さんについて、くわしくはこちらでご紹介しています。

平賀源内と東作の絡みにも、演じる安田顕さんと木村さんのワザがちりばめられそうです。
北尾重政 (きたお しげまさ) :橋本淳
浮世絵師・北尾重政を演じるのは、橋本淳 (はしもと あつし) さんです。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
橋本さんは『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』が大河ドラマ2作目の出演となります。
重政は独学で学んだ絵のほかにも、俳諧や書道に秀でており
そんな重政のもとで学ぶ門人も多かったといいます。
重政が蔦重とのかかわりの中で、江戸の文化をどのように盛りたてていくのか注目しましょう。
橋本さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。

橋本さんの絵師姿も話題となりそうですね。
勝川春章 (かつかわ しゅんしょう) :前野朋哉
浮世絵師・葛飾北斎の師匠である勝川春章を演じるのは前野朋哉 (まえの ともや) さん。
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』は前野さんにとって2作目の大河ドラマ出演となります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
役者絵師として活躍していた勝川春章は「似顔絵」を生みだし、
弟子の北斎だけでなく、喜多川歌麿や写楽など多くの絵師たちに影響を与えました。
春章は江戸・葛飾の生まれともいわれるものの、出生や修業時代には謎が多いといいます。
前野さんによって、そんな春章がミステリアスに演じられそうで楽しみですね。
礒田湖龍斎 (いそだ こりゅうさい):鉄拳
浮世絵師・磯田湖龍斎を演じるのは鉄拳 (てっけん) さんで
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』が初の大河ドラマ出演となります。
(画像引用元:https://profile.yoshimoto.co.jp)
磯田湖龍斎は、蔦重が西村屋与八と出版した「雛形若菜初模様」の絵師で
柱絵 (柱に飾るための細長い浮世絵) を得意としたとされています。
パラパラ漫画を描くことでも知られる鉄拳さんは、演技より絵を描くことが得意とのこと。
鉄拳さん演じる湖龍斎の絵のタッチに、お茶の間から熱い視線が注がれそうです。
鉄拳さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。

鉄拳さんの素顔を拝見できたのも大河ドラマならでは、というところですね。
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』キャスト:蔦重とかかわる人たち
平賀源内 (ひらが げんない) :安田顕
博物学者・蘭学者・文人・発明家・医者などたくさんの肩書がある江戸時代の奇才
平賀源内を演じるのは安田顕 (やすだ けん) さん。
安田さんにとって『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』は2作目の大河ドラマ出演となります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
安田さんが演じる平賀源内は「土用のうなぎ」を提唱した (諸説あり) ことや
エレキテルを発明したことでも知られています。
今で言うならアイデアマンの平賀源内。
安田さんによって、このユニークな感性のもち主である源内が、
魅力あふれる人物として演じられそうで期待が高まりますね。
安田さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。

平賀源内と蔦重が絡むシーンにも、安田さんのワザが発揮されそうです。
新之助 (しんのすけ) :井之脇海
浪人・新之助を演じるのは、井之脇海 (いのわき かい) さん。
井之脇さんは『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』が大河ドラマ4作目の出演となります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
井之脇さんが演じる新之助は御家人の三男として生まれましたが
そこから逃げ出して、平賀源内と一緒に炭を売りながら長屋住まいをしているという人物。
新之助は吉原で遊女のうつせみと出会い、心惹かれ合うようになります。
吉原を舞台に新之助とうつせみの恋模様がどのように描かれるのか注目したいですね。
新之助を演じる井之脇海さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。

お互いを思い合う新之助とうつせみを、ついつい応援したくなりそうです。
杉田玄白 (すぎた げんぱく) :山中聡
蘭学医・杉田玄白を演じるのは『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』が
4作目の大河ドラマ出演となる山中聡 (やまなか そう) さんです。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
杉田玄白は、前野良沢や中川淳庵らとともにオランダの解剖書を翻訳し「解体新書」を刊行。
日本の医学の進歩に大きく貢献しました。
平賀源内とも親交があったという杉田玄白ですので、
蔦重とは源内の紹介でかかわることになったのかもしれませんね。
杉田玄白役を演じる山中さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。

玄白は翻訳に4年の歳月をかけて「解体新書」を完成させましたので
強い精神力のもち主だったと言えそうです。
鳥山検校 (とりやま けんぎょう) :市原隼人
盲人の最高の官位「検校」を与えられた鳥山検校を演じるのは
市原隼人 (いちはら はやと) さん。
市原さんにとって『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』は3作目の大河ドラマ出演です。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
市原さんが演じる鳥山検校は、高利貸しで莫大な富を築き
吉原の「伝説の遊女」ともいわれた花の井 (瀬川) を身請けします。
しかし、その後の鳥山検校は、悪徳な高利貸しとして江戸幕府からとがめを受け、
全財産を取り上げられ、江戸から追放されることに。
市原さんによって、鳥山検校のダークな部分が思い切りクローズアップされそうです。
市原さんについて、くわしくはこちらでご紹介しています。あわせてどうぞ。

鳥山検校にも、どこか優しくて応援したくなるところがあるといいのですが…
半次郎 (はんじろう) :六平直政
そば屋の「つるべ蕎麦」の店主・半次郎を演じるのは、六平直政 (むさか なおまさ) さん。
『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』が六平さんにとって8作目の大河ドラマ出演です。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
半次郎は、蔦重の成長を幼い頃から見守ってきた人物。
蔦重にとって半次郎は、近所のたよりになる親戚のような存在だったのでしょう。
コワモテでなんとなく悪役を演じるイメージが強い六平さんですが
この半次郎役では、蔦重のよき相談相手として優しい表情をみせることも多そうですね。
富本午之助 (とみもと うまのすけ) :寛一郎
江戸浄瑠璃の歌い手・富本午之助を演じるのは『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』が
大河ドラマ2作目の出演となる寛一郎 (かんいちろう) さんです。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
富本午之助は、浄瑠璃の一種で当時流行していた富本節 (富本) の2代目で
蔦重は、富本節を正本にしようと富本午之助に近づきます。
美声のもち主で、江戸の人々を魅了したという富本午之助。
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』で寛一郎さんの美声も披露されそうで楽しみですね。
寛一郎さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。

続いて、江戸幕府関係者についてお伝えします。
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』相関図:幕府関係者
蔦屋重三郎が活躍した時代に絶対的な権力をもっていた田沼意次。
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』では、そんな田沼時代の幕府関係者の姿も描かれます。
田沼時代を生きる幕臣たちの相関図はこちら!
番組HPにはキャスト紹介も!👉https://t.co/k8LIHB8Z19#大河べらぼう pic.twitter.com/24bEKHh91D— 大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」1/5放送開始 (@berabou_nhk) December 19, 2024
田沼意次をはじめ、権力者を支える人物、そして権力者に反発する人物など
さまざまな人間関係が描かれそうです。
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』キャスト:幕府関係者
田沼意次 (たぬま おきつぐ) :渡辺謙
田沼意次を演じるのは渡辺謙 (わたなべ けん) さん。
渡辺謙さんは『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』が大河ドラマ6作目の出演となります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
第9代将軍の徳川家重と第10代将軍の家治の時代に大きな権力を手にして
「田沼時代」を築いた田沼意次。
渡辺さん演じる田沼意次が、蔦重の「ビジネス」にどのような影響を与えるのか、
『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』のストーリー展開とともに注目したいところです。
田沼意知 (たぬま おきとも) :宮沢氷魚
田沼意次の息子・田沼意知を演じるのは宮沢氷魚 (みやざわ ひお) さん。
『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は宮沢氷魚さんにとってはじめての大河ドラマ出演となります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
宮沢氷魚さんが演じる田沼意知は、権力者の父・意次を支えていましたが
江戸城内で切りつけられたことが原因で36歳の若さで亡くなります。
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺~』では、そんな田沼意知の
思いどおりにならなかった人生の無念さなども描かれそうですね。
田沼意致 (たぬま おきむね) :宮尾俊太郎
田沼意次の甥・田沼意致を演じるのは宮尾俊太郎 (みやお しゅんたろう) さんです。
『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は宮尾さんにとって、初の大河ドラマ出演となります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
田沼意次を伯父にもつ田沼意致は、一橋家の家老となり、徳川家斉の将軍就任に尽力します。
家斉が将軍になってから田沼意次が失脚し、意致も職を失うことになりましたが
のちに再び登用されたといいますので、意致に対する評価は高かったようです。
意致を演じる宮尾さんについて、くわしくはこちらでご紹介しています。

バレエダンサーとしても知られる宮尾さん。
江戸の世を舞台としたこのドラマで、武士役を演じて新たな魅力をみせてくれそうです。
三浦庄司 (みうら しょうじ) :原田泰造
田沼意次の相談役・三浦庄司を演じるのは、大河ドラマ出演4作目となる
原田泰造 (はらだ たいぞう) さんです。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
この三浦庄司は元農民でしたが、田沼家の「用人」だった三浦五左衛門の養子となり、
田沼意次の相談役に引き立てられました。
異例の出世ともいえそうですが、三浦庄司がそれほど優秀な人物だったことの証なのでしょう。
田沼政権のキーマンとなりそうな三浦を、原田さんがどのように演じるのか。
意次役の渡辺謙さんとの熱い議論シーンもありそうですね。
原田泰造さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。

『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』では原田さんのするどい眼力が光りそうです。
松本秀持 (まつもと ひでもち・勘定奉行) :吉沢悠
親田沼派の勘定奉行・松本秀持を演じるのは吉沢悠 (よしざわ ひさし) さん。
吉沢さんにとって『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』が2作目の大河ドラマ出演となります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
松本秀持は、田沼意次に引き立てられて勘定奉行になり、
印旛沼や手賀沼の干拓にたずさわった人物です。
吉沢さん演じる松本秀持と、あの田沼意次との
政治的かけ引きのようなものがみられるのか、注目したいですね。
吉沢さんについて、くわしくはこちらでご紹介しています。

『平清盛』(2012年) 以来、久しぶりの大河ドラマ出演となる吉沢さん。
吉沢さんにとっても、新たな発見の多い作品となりそうです。
松平康福 (まつだいら やすよし・田沼の外戚の老中):相島一之
『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』が大河ドラマ出演6作目となる
相島一之 (あいじまかずゆき) さん。
(画像引用元:https://radiotalk.jp)
相島さんが演じるのは松平康福役で、ときの権力者・田沼意次ともつながりの深い人物です。
田沼の失脚後も自らの地位を守ろうとした松平康福ですが、結局は失職。
そんな康福役の相島さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。

康福の「あがき」のようなものが、相島さんによってどのように演じられるか楽しみです。
佐野政言 (さの まさこと・反田沼派の旗本) :矢本悠馬
『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』が3作目の大河ドラマ出演となる矢本悠馬 (やもと ゆうま) さん。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
矢本さんは、反田沼派の旗本・佐野政言を演じます。
佐野政言は、城中で老中・田沼意次の息子・意知に切りつけ、結果的に意知を絶命させました。
このため、佐野政言は切腹することになりますが
庶民から政言は「世直し大明神」と呼ばれることに。
政言なりの「正義」が、矢本さんによってアツく表現されそうですね。
矢本さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。

続いて、徳川家にゆかりのある人物についてお伝えします。
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』相関図:徳川家の人たち
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に登場する将軍としては、10代・徳川家治、そして
11代・徳川家斉があげられますが、その周囲にはさまざまな思惑が入り乱れます。
策謀渦巻く徳川家の人々の相関図はこちら!
番組HPにはキャスト紹介も👉https://t.co/U7pwRibOCt#大河べらぼう pic.twitter.com/ip9fgDWiGs— 大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」1/5放送開始 (@berabou_nhk) December 18, 2024
徳川家の人たちと、蔦屋重三郎がどのようにかかわっていくのか気になりますね。
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』キャスト:徳川家の人たち
徳川家治 (とくがわ いえはる・10代将軍) :眞島秀和
10代将軍・徳川家治を演じるのは眞島秀和 (ましま ひでかず) さん。
『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は、眞島さんにとって大河ドラマ4作目の出演となります。
(画像引用元:https://eiga.com)
徳川家治は父・家重の遺言どおり田沼意次を重んじ、やがて政権を任せるほどに。
時の権力者・意次と、眞島さん演じる家治とのやりとりも
『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の見どころのひとつとなりそうです。
一橋治済 (ひとつばし はるさだ) :生田斗真
11代将軍・徳川家斉の父である一橋治済を演じるのは生田斗真 (いくた・とうま) さん。
生田さんにとって『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は大河ドラマ4作目の出演です。
(画像引用元:https://toma-ikuta.com)
一橋治済は一橋家の第2代当主で、息子・家斉を将軍にするために策を練ったとされています。
治済は家斉が11代将軍となったあとは、田沼意次を失脚させ権力を握り
蔦重のかかわる出版業界にも大きな影響を与えることになります。
『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』では、生田さんが治済のブラックな一面を演じる姿も
みられそうで、注目したいですね。
『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』では、戦国の世が終わった江戸時代を舞台に
蔦重 (蔦屋重三郎) の生涯が描かれます。
蔦重がいなければ、当時の多くの芸術家たちの作品が
埋もれていたかもしれないと考えると、蔦重の業績の大きさがわかります。
忙しい日常の中で、江戸文化、とくに蔦重の活躍した時代の文化にふれてみると
今の時代につながる思いがけない発見がありそうですね。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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