大河ドラマ『光る君へ』の出演でも話題になっている柄本佑(えもとたすく) さん。
柄本佑さんといえば、父の明さん、弟の時生さんと同様に
数多くの作品で印象に残る役どころを演じていて、
母親も俳優という俳優一家の出身です。
今回は、柄本佑さんの現在の魅力を、弟・時生さんとの兄弟仲や
お奥さんを含めたご家族の話題と合わせて、まるっとお伝えしたいと思います。
最後までお読みいただけるとうれしいです。
柄本佑の兄弟は柄本時生と姉!
柄本佑さんの兄弟は弟の柄本時生 (ときお) さん。
時生さんも俳優で、ドラマや映画などで活躍中です。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
柄本佑さんは1986年12月生まれ、弟の時生さんは1989年10月生まれ。
3歳差のおふたりですが、やはり兄弟! とてもよく似ています。
また、佑さんと時生さんにはお姉さん(かのこさん)がいて
芸能関係の仕事をされているそうです。3人きょうだいだったんですね!
柄本佑さんは、母 (角替和枝さん) のマネージャーの勧めでオーディションを受け
2003年の映画『美しい夏キリシマ』でデビュー。
(画像引用元:https://stan-s.com)
時生さんは、2005年公開の映画『Jam Films S すべり台』(2005年) でデビューしました。
兄の佑さんの代わりに受けたオーディションに合格したのがきっかけでした。
(画像引用元:https://www.amazon.co.jp)
しかし、子供のころの時生さんがなりたかったのは野球選手だったとか!
その後、宮大工になりたいと夢がかわったそうです。
結局、オーディション合格後に宮大工になる夢は立ち消えになりましたが
時生さんの今のご活躍からすると、やはり俳優が天職だったのでは、という気がしますね。
そんな柄本佑さんと時生さんは、とても仲のよい兄弟としても知られています。
続けてお伝えします。
柄本佑と弟・時生は兄弟仲がいい!
柄本佑と弟・時生は演劇ユニット「ET×2」で活動!
柄本佑さんと弟・時生さんは、それぞれが映画やドラマ・舞台に出演するほかに
演劇ユニット「ET×2」を立ち上げて一緒に活動もしています。
『ゴドーを待ちながら』より(画像引用元:https://spice.eplus.jp)
また、柄本佑さんが監督した映画『ippo』(2023年) に、時生さんも出演。
【イベント情報】
★1/29(日)『#ippo』
当館にて1/27(金)公開の本作、柄本佑監督による舞台挨拶付き上映が決定いたしました✨
1/29(日)
13:10~14:30 本編上映
14:30~15:10 舞台挨拶https://t.co/d7QCMy5SZ1 pic.twitter.com/v6x3lgicvi— KBCシネマ (@kbccinema) January 23, 2023
柄本佑さんと時生さんは、兄弟であり、ときにライバルであり、
そしてなにより同じ志をもった「戦友」みたいな間柄でしょうか。
柄本佑と弟・時生は兄弟仲がいい!
柄本佑さんと時生さんは仲のよい兄弟として知られていて
トーク番組『ボクらの時代』に佑さんが出演したときの話によると、
時生さんはよく「俺のお兄ちゃんは世界で一番カッコイイ」と言っているとか!
もちろん佑さんも「俺も弟大好き」と発言!
なんともうらやましいぐらい仲良しのおふたりです。
また、佑さんはこんなことも。
弟のことをよく知ってるからこそ「頑張りすぎじゃないか」と思ってしまうと話し、
「優しくしてあげたくなる」と彼に対する心境を語った。
(https://www.crank-in.net より)
男兄弟は、大人になるとなんとなく疎遠になりがちなイメージもありますが
佑さん・時生さんに関しては、ますます絆が深まりそうな素敵な兄弟関係です!
これからも、佑さんと時生さんとのコラボなども含め、
ご兄弟でのいろんな活躍がみられることを期待したいですね。
ところで、柄本佑さん&時生さんの父親は俳優の柄本明さんです。
佑さんにとって明さんがどんな存在なのかも気になるところです。
続けてお伝えします。
柄本佑の父は柄本明!
柄本佑さんの父親は、個性派俳優としても知られる柄本明さん。
柄本明さんは、1974年に芸能活動をはじめて以来、75歳の現在にいたるまで
数多くの作品に出演されています。独特の存在感が魅力の俳優さんですね!
シリアスな役を演じているときは近づきがたい雰囲気がある柄本明さん。
でもひょうひょうとして憎めない、愛すべきキャラクターを演じるときの明さんは
一緒にお酒を飲んだら楽しそう!と思わせる不思議な雰囲気があります。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
有名な俳優を父にもつ、という事実はやはり息子の祐さんにとっては
プレッシャーが大きいのではないのか心配になるところです。
しかし、祐さんはインタビューに答えてこんなことを。
親父はずっと『師匠』です。会話というと、映画のこと、現場、役者のこと、いまだにそれくらいしかないですから。親父の存在は、怖くもあり、親父がいる安心感が、いまもあります(https://jisin.jp より)
祐さんにとって、明さんの存在はプレッシャーというより安心感も与えてくれる存在なんですね。
明さんを ”師匠” と言える祐さんには、いわゆる「二世俳優」としての重圧はなさそう。
これからも祐さんならではのカラーを打ち出しながら、活躍されることでしょう。
続いて、そんな柄本佑さんの母・角替和枝さんについてお伝えします。
柄本佑の母・角替和枝も女優!
柄本佑さんの母・角替和枝 (つのがえかずえ) さんも俳優でした。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
角替和枝さんは、とても親しみやすく、元気印のイメージが強い女優さんでしたが
残念ながら2018年10月にがんで他界されました (享年64歳)。
角替さんの演じていた役柄で、個人的に印象に残っているのが
ドラマ「ぽっかぽか」(1994年~1996年) での園長先生役。
おっちょこちょいでマイペースの主人公を、いつもあたたかく見守っていた園長先生は
角替さんのお人柄がかさなるような気がして、観ている方もホッコリ。
そんな角替さんは、祐さんと時生さんが子供のころ勉強しなかったときに
「あんたはゼルダとマリオから何を学んだんだ。諦めない心だろ!」
と叱ったことがあったといいますので、お茶目で弾けた?一面もあったようです。
角替さんと柄本明さんは、家では映画の話ばかりだったとのこと。
佑さんと時生さんが俳優の道を選んだのも、とても自然な流れでしたね。
祐さんにとって父親・明さんは「師匠」とのことでしたが
母の角替さんもまた別の形で、祐さんに大きなものを残されたことでしょう。
ご存知のように柄本さんの妻は安藤サクラさんです。
続いて、柄本さんと安藤さんについてお伝えします。
柄本佑の嫁は安藤サクラ!
柄本佑さんは、2012年3月に女優の安藤サクラさんと結婚し、
2017年6月に娘さんが誕生しています。
柄本佑さんと妻のサクラさんの仲のよさが垣間見える投稿がこちら。
夫婦は似てくるらしい34歳なりたての夜。
12月16日。
あざまる水産マジ卍。
お誕生日コメントもありがとうございます、、、卍!!!
(お誕生日コメントで合ってるのか?おめでとうコメント?とにかくあざまる、、、卍!!!) pic.twitter.com/RN0LQBLkPU— 柄本佑 (@tasakueats) December 22, 2020
「夫婦は似てくるらしい」なんて、実はすごいおノロケでは?と思える佑さんのことばです。
夫婦でもお互いをちゃんと見ていないと、似ることもないでしょうから…!
また、佑さんは夫婦仲について尋ねられたときに、こんなことも。
うちは割と夫婦円満だと思います。ただ、秘訣を考え始めると結局、窮屈(きゅうくつ)になっていく気がするんですよね。だから、円満でいようってあまり意識しすぎず、お互い無理をしないってことが大切なのかな。
(https://smartmag.jp 2022/10/21 より)
柄本佑さんは、奥さまとの間では、無理をしないことを心がけていらっしゃるようですね。
佑さんは、職人気質で、ストイックな性格の方だというイメージがありましたが
ゆるい?一面もあるようで、なんだか身近に感じられます。
柄本佑さんと安藤サクラさんは「2018年 第92回キネマ旬報ベスト・テン表彰式」で
主演男優賞と主演女優賞を受賞し、初の夫婦W受賞に輝いた経歴もありますので
俳優としてもおしどり夫婦と言えそうです。
それにしても、そんな柄本さん、安藤さんの娘さんの将来も気になりますね。
安藤サクラさんのご家族も、父が奥田瑛士さん、母が安藤和津さん、そして
姉が安藤桃子さんというすごいご一家!
俳優一族の濃厚な遺伝子が受け継がれている(はずの)娘さんも、やはり将来は俳優に?
柄本さんの娘さんの今後の情報も要チェックですね!
ところで、柄本佑さんは、2024年大河ドラマ『光る君へ』への出演でも
話題になっています。続けてお伝えします。
柄本佑は大河ドラマ『光る君へ』で父の顔も!
柄本佑さんは、2024年大河ドラマ『光る君へ』に出演しています。
◆◇◆◇◆
平安の貴族社会で、最高の権力者として名を残した男性。まひろ(紫式部)とは幼いころに出会い、特別な絆が生まれる。のちにまひろの『源氏物語』の執筆をバックアップし、宮中への出仕を勧める。#光る君へ pic.twitter.com/mkRUF4iHEK
— 大河ドラマ「光る君へ」(2024年) (@nhk_hikarukimie) December 5, 2023
柄本さんが演じる藤原道長は、紫式部(吉高由里子さん)と幼いころからの知り合いで、
ふたりは惹かれ合っていたものの、身分差があったために結ばれることはありませんでした。
それでもお互いが生涯にわたり影響を与えあったことで
道長は、紫式部の ”生涯のソウルメイト” とも称されています。
そんな道長は藤原兼家の五男でしたが、兄たちの脱落などもあり
のちに政権を手にするまでになりました。
道長は権力の絶頂期に、次の歌を詠んだことでも知られています。
この世をばわが世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば
現代語訳:この世は私のためにあるように思う。今宵の満月のように、私に欠ける部分は何一つないと思うので(https://tanka-textbook.com より)
こんな歌を詠むほどですので、当時の道長はかなりの権力者だったのですね。
『光る君へ』では、道長の子供たちとのかかわりも描かれていますので
柄本さんの「父親」としての顔も時折みられます。
柄本さんによって、新しい道長のイメージが作られそうな気もしますね。
「光る君へ」のキャスト相関図や、注目出演俳優さんについては、
こちらでご紹介しています。あわせてどうぞ。
今回は、柄本佑さんについてお伝えしました。
俳優一家に育ったこともあり、いわば必然ともいえる形で俳優になった柄本さん。
弟・時生さんとの兄弟の絆に加えて、父・明さん、そして妻の安藤サクラさんとの
家族の絆を強みに、これからもご活躍されそうです。
そんな柄本佑さんに注目しつつ、今後も応援させていただきたいと思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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