テレビドラマや映画などのストーリーを面白くする要素のひとつに悪役の登場があります。
そしてこの悪役が憎らしければ憎らしいほど、「正義」側の応援に力が入ってしまいますよね!
しかし悪役も似合ってしまう俳優さんは、演技がすごすぎて素顔まで誤解されるという
ちょっと残念なことも起きそうです。
今回はそんな悪役も似合ってしまう おじさん世代の俳優さん10人を五十音順にご紹介します。
なお「おじさん」という言葉は、年齢を重ねて渋~い魅力のある男性にたいする
著者の親しみと尊敬のきもちをこめて使わせていただいています。
最後までお読みいただけるとうれしいです。
- 俳優で悪役も似合ってしまうおじさんの魅力は?
- 俳優 悪役も似合ってしまう ① 相島一之(あいじま かずゆき)
- 俳優 悪役も似合ってしまう ② 安藤政信(あんどう まさのぶ)
- 俳優 悪役も似合ってしまう ③ 小日向文世(こひなた ふみよ)
- 俳優 悪役も似合ってしまう ④ 酒向芳(さこう よし)
- 俳優 悪役も似合ってしまう ⑤ 佐々木蔵之介(ささき くらのすけ)
- 俳優 悪役も似合ってしまう ➅ 津田寛治(つだ かんじ)
- 俳優 悪役も似合ってしまう ⑦ 寺島進(てらじま すすむ)
- 俳優 悪役も似合ってしまう ⑧ 波岡一喜(なみおか かずき)
- 俳優 悪役も似合ってしまう ⑨ 野間口徹(のまぐち とおる)
- 俳優 悪役も似合ってしまう ⑩ 的場浩司(まとば こうじ)
俳優で悪役も似合ってしまうおじさんの魅力は?
悪役とは「演劇、映画などで、悪人に扮する役柄。また、それを演ずる人」とコトバンクでも
定義づけられていますが、いろんなタイプの悪役がありますね。
どこか同情・応援したくなるようなチョイ悪系の悪役、とか、絶対に許せない犯罪者系の悪役、
また、悪人ではないけれど なぜか好きになれない系の悪役、などなど。
そんな悪役も似合ってしまうおじさん世代の俳優さんたちは、味のある演技力が魅力です。
いろいろご苦労された経験などが、役柄に渋~く反映されるのでしょう。
ドラマや映画など、作品のストーリーが面白くなるのは
悪役を演じる俳優さんのチカラによるところが大きいのかもしれませんね。
このほか男性俳優さんには、脇役でも魅力的だったり、子役出身で活躍中だったり
メガネがトレードマークだったり、といったおすすめしたい方たちがたくさんいます。
そんな男性俳優さんについては、こちらでご紹介していますので、あわせてどうぞ。
まずはじめに、俳優で悪役も似合ってしまう相島一之さんについてお伝えします。
俳優 悪役も似合ってしまう ① 相島一之(あいじま かずゆき)
相島一之さんは眼光が鋭くて、悪人役を演じるときには本当に悪い人に見えてしまいます。
また悪人役でなくてもアクの強い役柄がハマることが多い相島さん。
相島さんが「鎌倉殿の13人」の運慶役を演じたときには、
エキセントリックな芸術家の、ゾクッとするような雰囲気が醸し出されていました。
(画像引用元:https://mobile.twitter.com)
相島さんは、近年「魔法のリノベ」でヒロインのお父さん役を演じました。
ただ、その他ではあまり ”普通の人” を演じる相島さんを拝見した印象がないので
相島さんといえば悪役のイメージがかなり強いと言えそうです。
相島さんは15年ほど前に大病を克服されたことでも知られています。
そのとき経験されたことが、今の相島さんの俳優生活にも活かされているのかもしれません。
相島さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。
ご家族の話題や相島さんの闘病についてもご紹介しています。
続いて、安藤政信さんについてお伝えします。
俳優 悪役も似合ってしまう ② 安藤政信(あんどう まさのぶ)
安藤政信さんはドラマ「ボイス 110緊急指令室」で優秀な解剖医ながら、
一連の事件の真犯人「白塗り男」の役を演じたことで話題となりました。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
「白塗り男」の狂気的な舞いはあまりにも不気味で、
「コード・ブルー」で安藤さんが演じた 爽やかな新海医師とのギャップに戸惑うほど。
また安藤さんは「パンドラの果実」でも、悪人とは言えないものの
怪しい組織の代表役を演じていて、そのミステリアスな存在が印象的でした。
安藤さんが演じる悪役はどこか謎めいていて、それがかえって気になってしまう
かっこよさがありますね。
安藤政信さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。
若い頃の安藤さんの話題や、ご家族についてご紹介しています。
続いて、小日向文世さんについてお伝えします。
俳優 悪役も似合ってしまう ③ 小日向文世(こひなた ふみよ)
小日向文世さんは、人当たりがよくて、どちらかといえば善人役が多そうな俳優さんです。
しかし「競争の番人」で 国交省の官僚役を演じたときの小日向さんからは、
権力を手にした人がもつ威圧的な空気がにじみ出ていて、憎らしい感じが!
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
小日向さんは「コンフィデンスマンJP」シリーズには、詐欺師リチャードとして出演。
小日向さんは、違法行為などで巨額な富を築いた悪党からお金をだまし取るという、
悪人ながら応援したくなるような役どころを演じていました。
犯罪者=悪人という図式に当てはめるならば
同じ犯罪者でも小日向さんは「コンフィデンスマンJP」シリーズのような、
お茶目で、庶民の味方?の犯罪者役の方がより似合ってしまいそうな気がしますね。
小日向文世さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。
奥さんや俳優として活動中の2人の息子さんについても、ご紹介しています。
続いて、酒向芳さんについてお伝えします。
俳優 悪役も似合ってしまう ④ 酒向芳(さこう よし)
酒向芳さんは 映画「検察側の罪人」で 犯人・松倉役を演じましたが
この松倉は救いようのない悪人。
酒向さんの演技は「怪演」と称されるほど印象的でした。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
犯人役とは違いますが、酒向さんが「リコカツ」で演じた主人公の父親役は
亭主関白すぎて妻が家を出ていくという、世の奥さまたちに嫌われそうな役どころでした。
亭主関白の夫役はともかく、凶悪犯のような役を演じるのは演じる役者さんにとっても
かなりエネルギーが要るのではないかと思えてしましいますね。
悪人役でもとことん「悪」を演じられるのが酒向さんの魅力だと言えそうです。
酒向芳さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。
23歳年下の奥さんと子供さんのことや、下積み時代の話もご紹介しています。
続いて、佐々木蔵之介さんについてお伝えします。
俳優 悪役も似合ってしまう ⑤ 佐々木蔵之介(ささき くらのすけ)
佐々木蔵之介さんは、刑事役やカタい職業の人を演じる印象が強いですが
ドラマ「クロサギ」でみせた ”裏の顔” をもつ銀行の役員役は超インパクトがありました。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
佐々木さんの演じる悪人には、なにか大義名分のようなものがあって
その目的のために手順を踏んで罪を重ねて行く、といったイメージがあります。
社会的にも信頼されている人物を佐々木さんが演じたら、
たとえ悪人でも信じてしまいますね!
クールに悪人役を演じる佐々木さんも もちろんステキですが、
できれば佐々木さんには、悪役を演じていただきたくないと個人的には思ってしまいます。
佐々木蔵之介さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。
佐々木さんのご兄弟や、京都にある実家の造り酒屋
「佐々木酒造」についてもご紹介しています。
続いて、津田寛治さんについてお伝えします。
俳優 悪役も似合ってしまう ➅ 津田寛治(つだ かんじ)
津田寛治さんは「特捜9」などの刑事役でもおなじみですが
デビュー後は悪役を演じることも多く、それで俳優として食べていけるようになったとか。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp より)
津田さんは、2022年6月に「悪役」というタイトルで初の自叙伝本を出版されています。
本の帯に「悪役なしでは 僕の存在は 証明できない」という言葉があるように
津田さんにとって悪役は、俳優生活の中でも大きな意味をもつようです。
津田寛治さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。
続いて、寺島進さんについてお伝えします。
俳優 悪役も似合ってしまう ⑦ 寺島進(てらじま すすむ)
近年は刑事役や医師役などが目立つ寺島進さんですが
若い頃はチンピラやヤクザの手下などの役も演じたこともありました。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
寺島さんは目ヂカラの強さのせいか、悪役だととてもコワい人に見えるし
刑事役などのカタい職業の人を演じるときも、どこかクセがある役柄が多い印象があります。
ただそこに寺島さんならではの「憎めない性格」も絡んでくるのが魅力と言えそうです。
寺島さんは、大河ドラマ「どうする家康」でも、家康を ”ビビらせて楽しむ” という
叔父・水野信元役を演じて ちょい悪の寺島さんがみられましたね。
寺島進さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。
若いころの寺島さんや、ご家族についてご紹介しています。
続いて、波岡一喜さんについてお伝えします。
俳優 悪役も似合ってしまう ⑧ 波岡一喜(なみおか かずき)
「パッチギ!」や「裏社会の男たち」シリーズへの出演で知られる 波岡一喜さんは
眼光の鋭さのせいで、社会からはみ出した一匹狼的な役柄が似合ってしまいそうです。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
そんな波岡さんは、私生活では奥さんと子供さん3人と暮らしています。
自身が父親であるために、子供に暴力をふるうような役のオファーは断ったこともあるとか。
「悪役」を演じるときも、ご自分の流儀を貫くところに波岡さんの魅力がありそうです。
波岡一喜さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。
早稲田大学時代の波岡さんについてもご紹介しています。
続いて、野間口徹さんについてお伝えします。
俳優 悪役も似合ってしまう ⑨ 野間口徹(のまぐち とおる)
野間口徹さんは、理論的で口数が少ない役を演じることが多い印象があります。
そのため、野間口さんは「元彼の遺言状」の獣医師役のような
冷静な知能犯タイプの役柄が似合ってしまうようにも思えます。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
また野間口さんは、「PICU 小児集中治療室」の渡辺役のように、
犯罪者でなくとも 意地悪な人だと誤解されそうな役もなぜかハマってしまいます。
野間口さんの場合、普通の人の役で出演されていても「もしかしたら悪人なのでは?」と
思えてしまうところが、不思議な魅力と言えそうですね。
野間口徹さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。
教育一家で育ったという野間口さんについて、ご家族の話題と合わせてご紹介しています。
最後に、的場浩司さんについてお伝えします。
俳優 悪役も似合ってしまう ⑩ 的場浩司(まとば こうじ)
的場浩司さんは、ツッパリ役やチンピラ役などの役柄のイメージが強い上に
コワモテと言われる外見もあって、ちょっと近寄りがたく思えてしまう俳優さんです。
(画像引用元:https://www.vip-times.co.jp)
ただ的場さんの場合は、たとえ悪人役でも、根っからのワルではなく
「やむを得ない事情」のためそうなった、という設定があることが多い感じもしますね。
的場浩司さんについて、くわしくはこちらをどうぞ。
愛妻家で子煩悩という的場さんの素顔もご紹介しています。
今回は悪役も似合ってしまう おじさん世代の俳優おすすめ10人をご紹介しました。
ドラマや映画に出演する悪役はどうしても嫌われ者になるパターンも多いですが
悪役を演じる俳優さんに視点を当ててみると、ストーリー展開などに新しい発見があって
別の角度から作品を楽しめるかもしれませんね。
悪役も似合ってしまう俳優さんの今後のご活躍を楽しみに、応援させていただきたいと思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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