映画『燕 Yan』に主演したことで話題になった水間ロンさん。
水間さんは、中国大連生まれの大阪育ちで、現在は北京に拠点を移して活動中です。
そんな水間さんは、朝ドラ『おむすび』に出演することでも注目されています。
今回は水間さんの気になる国籍や年齢wikiや、自身のルーツに対する思いと合わせて、
水間さんの魅力をまるっとお伝えしたいと思います。
最後までお読みいただけるとうれしいです。
水間ロンは中国人?
水間ロンさんという名前の響きから、水間さんの国籍はどこ?とか
中国人なの?と疑問に思っている方も多いようです。
水間さんは中国残留孤児の日本人の父と中国人の母を持ち、
母親の故郷の中国大連で生まれました。
その後、水間さんは生後数か月のときに大阪に移住しています。
父親が日中のハーフ、母親が中国人なので、
水間さんは厳密に言うと4分の3 中国人で 4分の1日本人。
となると、水間さんの国籍はどこなのでしょうか?
続けてお伝えします。
水間ロンの国籍は?
水間ロンさんが、あるインタビューで
自身のパスポートについて語っていたことがあります。
水間さんは、たとえば旅行中に知り合った人に「何人か」と聞かれたら
その旅行感覚でいうと日本人ですって言います。持ってるパスポートがそうなので。
(https://mikkusumagazin.com より)
と、「日本人」と答えるとのこと。
そのことから、水間さんは日本国籍であることがわかります。
4分の3が中国人、ということで水間さんがご自分のアイデンティティーを
どのように考えていたのかも気になりますね。
水間さんのご両親の家での会話は中国語でした。
しかし、小さいころから水間さんは中国語を話すのを拒否し、
中国にルーツがあることに抵抗があったのだとか。
子どものころから自らのルーツを意識する環境にあったことは、
水間さんの生き方を少し複雑にしたとも考えられます。
でも水間さんは、次のように語っています。
自分でもいろいろなことを経験して、時間と共に徐々に何人(なにじん)でも関係ないなって思えるようになりました。(https://www.tst-movie.jp より)
他の人が経験しないことを乗り越えてきたことで
水間さんには、国籍を越えたところに自分の未来が見えているようですね。
そんな水間さんは、映画「燕 Yan」に初主演したときにも
自分の生い立ちを意識するような出来事があったようです。
続けてお伝えします。
水間ロンは 映画『燕 Yan』で生い立ちを意識?
水間ロンさんは2020年に映画『燕 Yan』に出演し、注目されました。
この『燕 Yan』は水間さんにとって、映画初主演となる作品で
台湾と日本の間で分断された親子・兄弟の間の心の動きが描かれています。
🌏『#燕Yan』台湾上映決定❗️🌏
2021年1月29日より『燕 Yan』台湾での上映が決定しました!
台湾版ポスターです。我的愛在這裡
ー 私の愛はここにあります出演: #水間ロン #山中崇 #テイ龍進 #長野里美 #田中要次 #宇都宮太良 #南出凌嘉 #林恩均 #平田満 #一青窈
監督・撮影:#今村圭佑 pic.twitter.com/O2U3sEDIZW— 映画『燕 Yan』全国順次公開中 (@tsubame_yan) December 28, 2020
水間さんが演じた早川燕は日本人の父と台湾人の母を持つ、台湾生まれ日本育ちの青年。
映画『燕 Yan』の舞台は中国ではなく台湾だったものの
水間さんは作品の中に、自身の生い立ちを重ねる部分があったといいます。
水間さんは映画の中で、子供時代の燕が話すセリフについて
燕が小さい頃に、お母さんに「日本人のママが良かった」って言うシーン、それから「お母さんの作るお弁当が嫌だったんだ」って話していた部分は僕自身が経験したところです。(https://www.tst-movie.jp より)
と語っています。
水間さんも、同じような言葉を中国人のお母さんに言ってしまったのですね。
そのことをお母さんに謝りたいと思っていた水間さん。
映画『燕 Yan』をお母さんも観てくれたことで、
水間さんは自分のそんな気持ちを伝えられたのでは、と思ったといいます。
水間さんにとって『燕 Yan』は、初主演作品であると同時に
生い立ちやお母さんとのつながりも再確認できた作品だったにちがいありません。
続いて、水間さんの年齢やwiki、朝ドラ出演についてご紹介します。
水間ロンの年齢やwikiプロフィールは?
水間ロンの年齢やwikiは?
水間ロンさんの年齢やwikiはこちらになります。
生年月日 1989年10月28日
出生地 中国・大連
出身地 大阪市
身長 180 cm
言語 日本語・中国語
所属事務所 ザズウ
水間さんは現在34歳で、本名は水間龍/Long Mizuma です。
水間さんは、ご両親がジャッキー・チェンのファンだった影響で、
ジャッキー・チェンの映画が大好きに!
そして俳優になることを決意した水間さんは、大阪の大学を卒業後に上京し、
いくつかの事務所に履歴書を送ってザズウに所属することになりました。
上京後の水間さんは話題の映画やドラマに出演し、
日本人だけでなく中国人役も演じたり、CMに出演したりと幅広く活動しています。
意外なことに、水間さんが中国語を話せるようになったのは18歳ごろからでした。
水間さんは、子共のころから中国語に耳は慣れていたものの、
やはり話す方で苦労があったのだとか。
自分のルーツに向き合った上で、
中国語を学び始めた水間さんのチャレンジ精神はすばらしいですね。
水間さんは持ち前の演技力に加えて、中国語が話せることで
幅広い役柄を演じられるという強味がありますね。
水間ロンの現在の拠点は中国!
水間ロンさんは2018年から中国・北京に拠点を移し、
中国でも俳優活動をしています。
水間さんは今後の活動について、日本・中国だけにとどまらず、
機会があればどこでも行ってみたいといいます。
水間さんには国籍とか国境が関係ない、広い世界でのびのび活躍されるのが
似合っているのかもしれませんね。
ご自身のルーツやアイデンティティで悩んだ経験が
これからの水間さんの活動にも活かされそうです。
水間ロンは朝ドラ『おむすび』に出演!
水間ロンさんは、2024年下期朝ドラ『おむすび』への出演でも話題になりました。
📢#朝ドラおむすび 新たな出演者の発表!
🍙専門学校の人々
矢吹沙智役 #山本舞香 さん
湯上佳純役 #平祐奈 さん
森川学役 #小手伸也 さん
桜庭真知子役 #相武紗季 さん
石渡常次役 #水間ロン さん🍙神戸の幼なじみ
相原三花役 #松井玲奈 さん
佐久間菜摘役 #田畑志真 さんhttps://t.co/dkE3JWOvRT— 朝ドラ「おむすび」公式🍙9/30スタート (@asadora_bk_nhk) September 11, 2024
水間さんが『おむすび』で演じたのは、神戸栄養専門学校の講師・石渡常次役。
講師・石渡は、あまり感情を表に出さず淡々と講義をしていましたが
生徒たちを思いやる優しさもあり、それが水間さんによって巧みに演じられていました。
個人的にはもっと笑顔の多い水間さんを拝見したかったので
朝ドラの常連俳優?になって、またぜひ出演していただきたい気がします。
今回は、水間ロンさんについてお伝えしました。
日本と中国の2つの祖国をもつ水間さんは、
これからも世界を舞台にした活躍が期待されます。
今後の水間さんのますますの飛躍を楽しみに応援させていただきたいと思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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